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_ 増感現像。中学校の写真部のころの記憶だと、確かネオパンSS(ASA100*1)でフィルム現像時間が7〜8分くらいだったと思ったんですが、増感するときは時間を延ばすんですな。現像時間を増やすことはフィルムの感光時間を増やすことと同じ意味があるので、光量が少ないのを補う効果があるわけです。ただし、感光剤にとっての適正な状態を外すわけですから、代償として感度のなめらかさが落ちる・・・すなわち粒子が粗くなるわけです。
*1: ちょうどASAからISOに切り替わった頃。
_ 中学のころの写真の多くは小田急をはじめとした鉄写真だったので、シャッタースピードを稼ぐために100→400とか400→1600はやったもんだし、粒子が荒れるのを逆に演出に使ったりもするわけで・・・一度はモノクロをハナからケツまで手でやってみることをおすすめしマフ。
_ フィルム現像はフィルム現像タンクに現像液に温度計、あと夜中の風呂場があれば可能・・・3000円もあればできるかな。液は何度か使えるので保存用ポリタンクもあると吉。紙焼きはフィルムを投影する機械・・・なんつったっけ(汗)と印画紙、現像液に停止用酢酸に定着液、液入れバットとはさみ(鋏じゃなくて印画紙を挟むもの)。水と電気の両方を使うので風呂場は危険・・・ちゃんとした暗室が必要でせう・・・普通の家じゃできませんな(笑)。あと停止液と定着液は一般人には耐え難い香りを発するので、換気も重要^^;。
_ なお、写真屋ではフィルムを渡すときに「400増感でお願いします」とか言えばよし。そいやカラーの増感ってやったことないな・・・。
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