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_ フィルムスキャンの話の続き。
_ その後、小田のほうまで行ってようやくノーリツ16BASEで処理してくれる写真屋を発見、全部処理してもらった。ついでに、うち1本だけを近所の別の業者にも出してみたので、比較してみる。
フジFDiサービス | 55station | ノーリツ16BASE |
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_ 素材は「中学の修学旅行のスナップ」、つまり20年前のネガ。フィルムはフジのHR100、カメラはコンパクトだがどこのだったかは覚えていない。
_ フジはやはり「どんな画でも一般人向けに補正してしまう」傾向。肌色の乗りは重要視するわりにモニタは寒い目に設定する傾向があるのに合わせて色温度は高め、少々オーバー気味でもメリハリ効くようにコントラストを強くする、そんな感じ。画素数は200万程度。
_ 55stationは、今回のサービスではもっとも解像度が低くて150万画素程度。正直、L版ですら辛い気がしなくもない。コントラストはもっとも低く、フジのとは少し違う傾向で赤みが強い。黒や緑の部分に赤が乗っているところをみると、RGB各要素のレベルやガンマの調整が不完全なのではないかという気が。・・・というか、この機械をセットアップしたサービスマンがあかんのではなかろうか。
_ ノーリツ16BASEは600万画素とさすが圧倒的な解像度。しかしJPEG圧縮率が高めに設定されているようで、せっかくの高解像度が台無し。他の写真に比べると寒いめの色になっているが、フィルムがデイライト用であること、雨があがってすぐの曇りであること、004は窓ガラス越しであること、005は蛍光灯+フラッシュであることなどを考えると、これくらいの色がまさにフィルムに忠実なはず。
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ちなみにお値段はa=800円、b=525円、c=630円。ただ、それぞれ「1枚に複数本入れると安くなる」とか「1本あたりのコマ数で違う」とか「そもそも解像度違うし」とかいう感じで料金体系が違うので、厳密な比較にはならず。
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