この日記はGNSで生成しています。 |
_ ちろっと立ち読みして好感触だったので、Amazonギフト券でぽちっとなしたのが今日到着。
_ 最近多い軟弱系の本とは違い、真摯にさまざまな環境でのアセンブラプログラミングを網羅した硬派な本。
_ アセンブラはnasmとgasを半々、ターゲットは16bitのネイティブDOSとbochs・32bitのLinuxとWindows、コードは実用性の高い完成物から切り取りながら解説。
_ 動かすものはDOSでの"Hello, world!"からbochs上でのブートセクタコードプログラミング、CGIにTCP/IP操作、Windows GUIプログラミングまで。CGIではsetuid()の使い方やバッファオーバーフローで不正権限奪取できてしまうコードの解説など、配慮が行き届いている。
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今時の環境でアセンブラを始めて使うという人、アセンブラは慣れているが今時の環境でどう使うかをさらっと知りたいひとが対象。もっとも、後者の場合にはちと高価かもしれないが。アセンブラの利点である「ハードウェア制御」や「キチキチに最適化」という方面には触れていないので、そっち方面が知りたいひとは別の本をということで。
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