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2005/10/06

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2005/10/06 (木)

デジカメ下手化現象 (写真)

_ 「デジカメで写真撮ると何かへたっぴだ。銀塩よりも撮る時の意気込みが違うからか」というのはよく聞くが、実際のところどーなのかなーと思うわけで。

_ 何かを上手くなるための最も一般的な方法は「回数をこなすこと」。写真のデジタル化においては、「一発勝負による精神的効果」とか「制約されることによるエッセンス抽出技能の習得」などが望めないということなんだろうが、そんなものをご破算にして更に余りあるほどの「回数をこなしてはその結果を考察する」効果が望めることに、どんな反論ができるだろうか。

_ 前述のような「制約による上達効果」が欲しいなら、デジカメゆえに簡単な方法がひとつある。「どんな失敗であっても、撮影した写真を絶対に捨てない」という制約をつけてみる方法。紙焼きした結果だと「成功と失敗を選り分けずにライブラリ化しておく」というのはかなり面倒だが*1、デジタルデータなら簡単。それでいて、「失敗を常に目の当たりにする」というのは、「同じ失敗をしないようにする」ための近道であることは言うまでもない。

*1: ベタ焼き(インデックスプリント)で持っておく、という手はある。一応。

_ あともうひとつ。銀塩であれデジタルであれ、撮影結果から補正を施して「適切な最終出力を作り出せる人」の数は、「カメラのシャッターを押せる人」の数からみればはるかに少数。その事実を忘れて、「銀塩の(適切に補正された)最終出力」と「デジカメの(何も補正されていない)撮影結果」を比べたら、後者が劣っているのは当然。

_ ちなみに、わしが写真を覚えた中学校の写真部は、モノクロのみとはいえ撮影してすぐ現像できたし、焼きの調整もトリミングも自由自在な環境だった。撮影から最終出力を仕上げるまでにかかる時間と手間は、今のデジタル環境と実はそんなに変わりない気がする。いやもちろん単位時間あたりでこなせる枚数は今のほうがずっと多いんだが、それは「当時1イベントで36枚1本撮って4枚選ぶ」のと「今1イベントで180枚撮影して20枚くらい選ぶ」のがだいたい等価だということで。


[Trackback/Comment]
2005/10/08 10:17:24 結局、銀塩もデジタルも同じ手間かければ同じという事スかね?俺的にはデジカメ撮影はそこまで手間かけるもので無くなってます。 (NNK)




メールはこちらへ...[後藤浩昭 / Hiroaki GOTO / GORRY / gorry@hauN.org]

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