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_ 地デジの今期アニメ、あまりにレターボックスが多くて萎える件。しかも、
_ という作業をしている作品がわりとある(1.・2.は製作側、3.は局側)。この場合、オリジナルが縦480pxの解像度なのに対して、デジタル放送用マスターは「ぼかしつき360px」・・・つまり実質240px程度(オリジナルの半分)の解像度しかないことになる。ブロードバンド用コンテンツなみの解像度の映像をハイビジョンモニタで観たって嬉しくないってばさ・・・。
_ こうなるともう「局の設備や製作環境の事情」というよりも「DVDの売り上げを落とさないために放送では意図的に画質を落とす戦略」としか思えなくなる。1080iである必要は*まだ*なくてもいいから、できればオリジナルの480i品質、せめて「きちんとインターレース解除してから補間縮小したレターボックス」*1でやって欲しいところ。
*1: ホントは「レターボックス用に再レンダリングせよ」と言いたいところだが、スケジュール的にまず無理だろな・・・。なお480iでなく480pでマスターを作っていれば「縮小前にインターレース解除をしなくてもいい」分だけ画質的によいわけだが、最後に480i環境用のVTRで編集するとこが珍しくないし・・・。
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追記。WOWOWノンスクランブル枠の4:3LBは、「製作側はスクイーズで納品→局側でレターボックスの放送マスターを作成→デジタルは画角信号を付けてチューナー側で伸ばす」ようにしている模様。TXやtvkなどのレタボ作品では「作品ごとにレタボ化の手法が違うため出力結果に差が出ている」のに対し、WOWOWはみな判を押したかのように同じ出力結果なので。
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