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「FreeBSD 2.2.1-RELEASE インストールログ」
その３クライアントマシンの設定

...X680x0 spirit inside...

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■クライアントマシンのネットワーク設定

クライアントマシンのネットワーク設定を行ないます。

[コントロールパネル]→[ネットワーク]を開き、以下のように設定してください。

■デスクトップWindows95クライアントマシン１

[ネットワークの設定]タブ：

[TCP/IP→NE2000 Compatible]プロパティの設定：

[DNS設定]タブ：[DNSを使う]を選択し、デスクトップWindows95クライアントマシン１・FreeBSDサーバーマシンの設定を入力する

ホスト：x68fake0（x68kfake0.gorry.localからgorry.localを除いたもの）
ドメイン：gorry.local（x68fake0.gorry.localからホスト部を除いたもの）
DNSサーバーの検索順：192.168.1.1をリストに登録

IPアドレス：[IPアドレスを指定]を選択し、デスクトップWindows95クライアントマシン１の設定を入力する

IPアドレス：192.168.1.16
サブネットマスク：255.255.255.0

[ユーザー情報]タブ：デスクトップWindows95クライアントマシン１の設定を入力する

コンピュータ名：X68FAKE0
ワークグループ：WORKGROUP
コンピュータの説明：Windows95 Client 1

これ以外の設定は「■FreeBSDサーバーマシン」と同一

■デスクトップWindows95クライアントマシン２

[ネットワークの設定]タブ：

[TCP/IP→NE2000 Compatible]プロパティの設定：

[DNS設定]タブ：[DNSを使う]を選択し、デスクトップWindows95クライアントマシン２・FreeBSDサーバーマシンの設定を入力する

ホスト：ssdevg0（ssdevg0.gorry.localからgorry.localを除いたもの）
ドメイン：gorry.local（ssdevg0.gorry.localからホスト部を除いたもの）
DNSサーバーの検索順：192.168.1.1をリストに登録

IPアドレス：[IPアドレスを指定]を選択し、デスクトップWindows95クライアントマシン２の設定を入力する

IPアドレス：192.168.1.20
サブネットマスク：255.255.255.0

[ユーザー情報]タブ：デスクトップWindows95クライアントマシン２の設定を入力する

コンピュータ名：SSDEVG0
ワークグループ：WORKGROUP
コンピュータの説明：Windows95 Client 2

これ以外の設定は「■FreeBSDサーバーマシン」と同一

■ノートWindows95クライアント

[ネットワークの設定]タブ：

[TCP/IP→NE2000 Compatible]プロパティの設定：

[DNS設定]タブ：[DNSを使う]を選択し、ノートWindows95クライアントマシン・FreeBSDサーバーマシンの設定を入力する

ホスト：bee（bee.gorry.localからgorry.localを除いたもの）
ドメイン：gorry.local（bee.gorry.localからホスト部を除いたもの）
DNSサーバーの検索順：192.168.1.1

IPアドレス：[IPアドレスを指定]を選択し、ノートWindows95クライアントマシンの設定を入力する

IPアドレス：192.168.1.17
サブネットマスク：255.255.255.0

[ユーザー情報]タブ：ノートWindows95クライアントマシンの設定を入力する

コンピュータ名：BEE
ワークグループ：WORKGROUP
コンピュータの説明：Windows95 Note

これ以外の設定は「■FreeBSDサーバーマシン」と同一

■共有のテスト

２種類のテストがあります。両方が正しく動作することを確認してください。

NetBEUI接続の試験

各マシンに共有ディレクトリを作成（エクスプローラで適当なドライブorディレクトリを選択し、右クリックで[共有]を選ぶ）して、正しく動作するかどうかを確認してください。
TCP/IP接続の試験
デスクトップWindows95クライアントマシン１からデスクトップWindows95クライアントマシン２へpingを打ちます(*)。マシン１からMS-DOSプロンプトを立ち上げ、以下の下線部分を入力してください。
```
C>ping 192.168.1.20

Pinging 192.168.1.20 with 32 bytes of data:

Reply from 192.168.1.20: bytes=32 time=6ms TTL=255
Reply from 192.168.1.20: bytes=32 time=4ms TTL=255
Reply from 192.168.1.20: bytes=32 time=2ms TTL=255
Reply from 192.168.1.20: bytes=32 time=7ms TTL=255
```
192.168.1.20はデスクトップWindows95クライアントマシン２のIPアドレスです。上のように表示されれば（timeの値は実行するごとに違う値になる）、「デスクトップ１→デスクトップ２」のTCP/IP接続は成功しています。されない場合（"Request timed out."などが表示される）は、「トラブルシューティング」の項目を参照してください。

同様に、以下のようなテストも行なってください。
```
（デスクトップ１から入力）
C>ping 192.168.1.17 （デスクトップ１→ノート）
（デスクトップ２から入力）
C>ping 192.168.1.16 （デスクトップ２→デスクトップ１）
C>ping 192.168.1.17 （デスクトップ２→ノート）
（ノートから入力）
C>ping 192.168.1.16 （ノート→デスクトップ１）
C>ping 192.168.1.20 （ノート→デスクトップ２）
```

(*)潜水艦レーダーや魚群探知機など「電波を発信し、対象物に反射して帰ってくるまでの時間や帰ってきた波形を調べる」システムで、「電波を発信すること」を「ping（ピン）を打つ」と言います。Win95やFreeBSDにはpingというプログラムが入っており、「TCP/IPパケットを発信して、相手が反応して返すステータスを調べる」という動作をします。

■トラブルシューティング

ここまでが成功しない場合、以下を再度確認してください。

プロパティの確認を行なってください。
EtherNetカードのハードウェア設定が正しいかどうか、確認を行なってください。
EtnerNetケーブルが正しく「ストレートケーブル」「クロスケーブル」が使われているかどうか、確認を行なってください。通常、Hubを介する場合は「ストレートケーブル」を、介さない場合は「クロスケーブル」を使用します。
10Base-Tケーブルが断線していたり、コネクタの接触不良がないかなど、確認を行なってください。
Hubを使用している場合は、Hubが正しく動作しているかどうか、確認を行なってください。

メールはこちらへ...[後藤浩昭 / Hiroaki Goto / GORRY / gorry@shonan.ne.jp]

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