「古いものからポイだ」ページ

「古いものからポイだ」の配布と議論を行います。



ダウンロード

[20111205a]
frpoi_20111205a.zip
UNICODE版を追加。
[判定対象]で、「更新時刻/作成時刻/アクセス時刻」のどれで時刻を比較するかを指定できるようにした。
[>> 過去のファイル]

概要

指定フォルダを定期的に監視して、ディスクの空き容量が少なくなったら「古いファイルから」順次削除していき、常に一定容量を確保します。

ログファイル、ダウンロードファイル、TV録画ファイルなど、「ある程度の時が経ったら不要になるもの」を自動的に削除するために使います。

インストール方法

  1. 「unicode」フォルダにあるfrpoi.exeを適当なフォルダに配置して、ダブルクリックで実行します。もし正常に起動ができない場合は、「sjis」フォルダにあるfrpoi.exeをご利用ください。常用する場合は、「スタートアップ」にショートカットを作成するとよいでしょう。
  2. frpoi.exeを配置したフォルダには、以下のファイルが作成されます。
    frpoi.ini
    設定ファイルです。
    frpoi.exe.log
    「古いものからポイだ」の動作が記録されたログファイルです。
    frpoi.exe.log.2
    frpoi.exe.logがある程度大きくなると、その内容がこちらへ移され、新しいfrpoi.exe.logに引き続き動作が記録されます。
  3. アンインストールは、これらのファイルを削除するだけです。レジストリには何も記録しません。

使用方法

実行すると、タスクトレイにアイコンが表示され、「古いものからポイだ」が常駐します。常駐している間、ディスクの容量監視と、ファイルの削除が定期的に行われます。

アイコンをクリックすると、メニューが表示されます。メニューから機能を選ぶことで、その機能を実行することができます。

バージョン情報
「古いものからポイだ」のバージョンを表示します。
監視を一時停止する
このチェックがONになっているときは、ディスクの容量監視とファイルの削除が行われません。
ログを見る
「古いものからポイだ」の動作が記録されたログファイルを、テキストエディタで閲覧することができます。
設定
「古いものからポイだ」の動作設定を行うことができます。
終了
「古いものからポイだ」の常駐を終了します。

設定

アイコンをクリックして[設定]を選ぶと、「古いものからポイだ」の動作設定を行うことができます。

監視を一時停止する
このチェックがONになっているときは、ディスクの容量監視とファイルの削除が行われません。アイコンをクリックしたときのメニューと連動しています。
監視フォルダ
ディスク容量の監視と、ファイルの削除を行うフォルダが表示されています。[参照]ボタンをクリックすることで、フォルダを選択することができます。
サブフォルダも対象にする
このオプションをONにすると、監視フォルダにあるサブフォルダ内のファイルも削除対象となります。
空になったサブフォルダは削除する
このオプションをONにすると、監視フォルダにあるサブフォルダが空になったとき、そのサブフォルダを削除します。
削除対象とする拡張子
監視フォルダにあるファイルのうち、ここで記述した拡張子のもののみが削除対象となります。
  • 拡張子は、ピリオド"."を含まない形式で記述します。たとえば「拡張子"m2p"を削除したい」ときは"m2p"と記述します。
  • 拡張子は、英大文字・小文字を区別しません。
  • 複数の拡張子を対象とするときは、カンマ","で区切って記述します。
  • 拡張子のないファイルを対象に含めるときは、空の拡張子をカンマで区切って記述します。たとえば",m2p,mp2"・"m2p,,mp2"などとします。
  • DOS形式ワイルドカード(?,*)が使用できます。"?"は「任意の1文字」、"*"は「空文字列を含むすべての文字列」とマッチします。以下の例をご覧ください。
    • "m?p"は「"m"で始まり"p"で終わる3文字の拡張子」が対象。
    • "m*"は「mで始まるすべての拡張子」が対象。
    • "*"は「拡張子なしを含めすべての拡張子」が対象。
この欄を空にして[OK]ボタンをクリックすると、初期値に戻すことができます。
空き容量
監視フォルダのあるディスクの空き容量がここで指定した値を下回ったとき、ファイルの削除が行われます。
監視間隔
ディスクの空き容量を監視する間隔を指定します。
判定対象
ファイルの新旧の判定に使われる時刻を、「更新時刻/作成時刻/アクセス時刻」から選びます。
読み取り専用ファイルを削除対象に含める
このオプションがONのとき、[読み取り専用]属性の付いたファイルを削除することができます。
隠しファイルを削除対象に含める
このオプションがONのとき、[隠しファイル]属性の付いたファイルを削除することができます。
デバッグ用の詳細なログを出力する
このオプションがONのとき、「古いものからポイだ」の詳細な実行状態をログファイルやログウィンドウに出力します。

テスト

上記の設定で、どういう動作をするかを事前に確認することができます。削除対象となるファイルとフォルダを表示するのみで、実際の削除作業は行いません。

複数実行

実行ファイル名「frpoi.exe」を別のファイル名、たとえば「frpoi2.exe」にコピーすることで、複数の「古いものからポイだ」を同時に実行させることができます。

設定ファイル「frpoi.ini」・ログファイル「frpoi.exe.log」も、変更した実行ファイル名に合わせた名前になります。

UNICODE版とSJIS版

20111205aより、UNICODE版とSJIS版の実行ファイルが同梱されています。それより古いバージョンでは、SJIS版のみとなっています。

NTFSファイルシステムに対して「古いものからポイだ」を使用する場合は、可能な限りUNICODE版を使用してください。NTFSファイルシステムに対してSJIS版を使用した場合、ファイルやフォルダの名前によっては正常な動作が行われない可能性があります。

UNICODE版とSJIS版を入れ替えるときは、「古いものからポイだ」が出力する以下のファイルにご注意ください。

設定ファイル「frpoi.ini」
UNICODE版ではUTF-16LE、SJIS版ではシフトJISで書き出されます。読み込み時には自動判定が行われるため、UNICODE版/SJIS版の入れ替えを行う際に文字コードの変換を行う必要はありません。
ログファイル「frpoi.exe.log」
UNICODE版ではUTF-8、SJIS版ではシフトJISで書き出されます。ログファイルは読み込みは行わず常に追記となるため、文字コードの判定は行われません。このため、UNICODE版/SJIS版の入れ替えを行うとログファイルの文字コードは混ざってしまうことになります。

注意

制作には細心の注意を払っていますが、誤動作による「削除してはならないファイルの削除」や、異常終了による「ファイルが削除されないために発生するディスクの溢れ」は、いずれも致命的なダメージを使用者に与えることになります。くれぐれもご注意ください。

使用許諾文書

「古いものからポイだ」は、作者に許諾を得ることなく、自由に使用・配布・改変を行うことができます。

これらは無保証であり、使用した、あるいはしなかったことによる一切の責任は所有者にあるものとします。

記事掲載

コメント・バグレポート


過去のファイル

[20051003a]
frpoi_20051003a.lzh
最初のバージョン。
[20051019a]
frpoi_20051019a.lzh
空の拡張子のファイルを削除対象に含められるようにした。
[20051031a]
frpoi_20051031a.lzh
メモリリーク修正。
[20051101a]
frpoi_20051101a.lzh
実行ファイル名変更による複数実行に対応。
[20070415a]
frpoi_20070415a.lzh
空のサブフォルダが削除されないバグを修正。
[20100416b]
frpoi_20100416b.lzh
開発環境をVS2008に移行。
アイコンにポインタをかざしたときに監視フォルダ名を表示するようにした。
設定ダイアログを閉じたときにも設定が保存されるようにした。
[20110503a]
frpoi_20110503a.zip
[削除対象とする拡張子]にワイルドカード(?,*)を使用可能にした。
[20111204a]
frpoi_20111204a.zip
[デバッグ用の詳細なログを出力する]を追加。
counter: today=5, yesterday=2, total=52669

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Last-modified: 2021-06-14 (月) 22:22:05