この日記はGNSで生成しています。 |
_ ・・・という状態で、ついにノイズ検証。あぁ、こういうパターンか。えーとですね、場面の切り替わりのところで破綻しちゃってます。具体的に言うと、「上下にゴミブロックが大量に出る」状態。
_ MPEG2は、JPEGよろしく画像を全部圧縮して作る「キーフレーム」と、差分から作る「差分フレーム」から作られます。キーフレームは多めのバンド幅(データサイズ)を、差分フレームは少ないバンド幅を使用しますが、ある程度の先読みが効くのでこの幅の割り振りは圧縮率と画質との相談になります。
_ で、このDVDではキーフレームの「圧縮による画質低下の許容」を厳しくしすぎているのではないかという気がします。圧縮できないのでバンド幅を広くとらなければいけなくなってしまうのですが、この幅がDVDの標準的なスペックを超えてしまっているのではないか・・・ということです。
_ 当方ではATI RAGE furyのDVDプレーヤーを4.5倍速のDVD-ROMドライブとK6-2-400MHzで駆動して検証しましたが、このノイズが「オーサリングされたデータをプレーヤーが処理しきれない」ために破綻しているのか、そもそもオーサリングするときにフレーム途中でデータがブチ切れている(そんなことが許されるのかどうかはわかりませんが)ために破綻しているのかは不明。
_ でも、これは明らかにオーサリングエンジニアのミスだと思います・・・最近はオーサリングソフトをデフォルト設定のまま使うだけでもこんな事態にはならないという話なんですが・・・わしは使ったことないのでわかりませんけど^^;。
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