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2000/10/12

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2000/10/12 (木) 晴時々曇

昨日の続き

T2Uを出したのは、感想に書いて・・・ないな^^;。「『ドラマのシナリオだけを読んでいる』ような感覚」という言葉の背景に、「伊之助」「健」「ル子」その他諸々という魅力的なパーツがごろごろとあるにもかかわらず、それによる世界構築が素描レベルとしか感じられなかった・・・いや素描というか、パーツが「既製品を持ってきた」だけで、構築者の手になじんでないせいで世界がハリボテっぽくなっているような、そんな感じがあったんです。そのときと同じようなものを銀色にも感じたから、並べて書いてしまったのでした。

_ あと、今回においての「世界」は「作品内の世界」じゃなくて「創造者が創作の拠所とするもの」です。創造者が物語を創るための思考の場とそこを支配する感情であり、またゲームにおいてはプレイヤーに提供し体験させ物語を完成させてもらうための場とそこを支配するルールでもあります。ある意味、創造者の妄想フィールドともいう・・・。

_ で、今回名指してしまった方々には少々申し訳なかったかとも思ったが、興味あるものも見られたのでいいかなーと(汗)。いちせさんの世界の完成度のレベルということなら、「世界」という単語をさっきの「創造者の妄想フィールド」に置き換えてみれば、銀色が「妄想してみました」なのに対してAIRはもう病的なまでに「妄想の底から絶叫している」と思うんです。あるるんは評価関数みたいなものをいくつも持てるんだろうし、みんさんはわしとはかなり異なる評価関数を持っているんだろうなぁと。

_ 二次創作のネタにしづらいからって評価が下がるということはないはず。ただ、単純に「作品そのものが評価される」のとは別に「二次作品により原作が(リファレンスとして)評価される」領域が存在していることは事実。ただ、ギャルゲーやえろげはその領域が他のメディアと違って異常に大きいものであるということは否めないとは思うが。

_ シナリオに限らず、自分の思惑なんて簡単に思った通り相手に伝わるもんじゃないです。そして伝わったところから物語が始まるんではないでしょうか? そしておそらくこんな日記さえもが物語で、そして著者は世界の創造者。





メールはこちらへ...[後藤浩昭 / Hiroaki GOTO / GORRY / gorry@hauN.org]

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