この日記はGNSで生成しています。 |
_ 部長んとこから苺電波コラムの「ギャルゲーマシンのためのPCパーツ選び2001 映像編」にちくちく。
_ Matroxの速度。Matroxはフルカラーモードでも32bitと24bitが選択できるドライバが使われているが、この2つでは出る画は同じだがかなり性能が違う。GDI図形描画やビデオオーバーレイを優先する場合は32bit、フルカラーを推奨する2D系ゲームでは24bitモードが高速で、逆にすると大幅にパフォーマンスが落ちる。
_ ATIのマッハバンド。もともとハイカラーモードではマッハバンドは不可避・・・32kや64k色では、人間の目は誤魔化せない。ただ、この場合の「マッハバンド」が、フルカラー画像をドライバやハードウェアの機能で64kや32kに減色した結果がよろしくないということを言っていると仮定すれば、少々意味が異なってくる。ATIの減色アルゴリズムは自然画像に適したもので、手描きや演算生成された画像には適していない、というだけのことかもしれない。*1
*1: と思って、G200とAIW128とT32PCIでフルカラー画像をハイカラーモードで表示してみた*2が、マッハバンドにおいては問題となるような差はなく、画面キャプチャしてみてデータ比較してみても同一であることが判明*3。そもそも、今時ハイカラーで塗っているゲームはそうそうないと思うので、素直にフルカラーモードでプレイするべきかと。
*2: 蛇足。Susieはディザを施して表示してしまうのでマッハバンド調査には向かない。わしはお仕事用ツールで表示してその手の加工がないことを確認済みだが、そのへん注意すべし。あとカードを2枚挿してマルチモニタにしている場合は、どちらがプライマリかで結果が異なることがあるので、そのへんも注意すべし。
*3: 部長の記述だと、Rage128より前のRage系(このへん参照)、ヘタするとMach64なんかまで遡る古いチップの話なのかもしれない。そーいやまだ旧Rage系はちゃんと動くカード持ってないな・・・ジャンクで拾ってみてホントに屑だったカードならあるが(苦笑)。
_ nVidiaの価格。新品で「安いカード」がいちばん多く出ているのはnVidia。「価格が安いわけでもありません」は間違いかと。ATIやMatroxは自社製しかない分だけ高くつくし。そりゃ探せばATIではXpert98/2000とか、MatroxではG200LEとかあるけど、どれもGeForceに比べればすでに前世代でイロモノ。
_ D2・D3・D4での出力が話に出たが、S端子を備えたビデオカードが増えてきている昨今、そろそろ「TVに接続した場合の画質」で比較する話があってもいいなー、とか思ったり。ちなみにうちは4枚くらいS出力が可能なカードがあるが、あまり面白くない*4。V-Mate ProというSVGA→ビデオエンコーダBOXもあるが、正直腐っていて使い物にならず。(ジャンク屋で)2000円じゃこんなものか・・・という感じ(苦笑)。
*4:
思いきり古いRIVA128はほとんど問題外、残り3枚がRageFuryとAIW128とRADEONなので傾向が同じで比較しても面白くない。そういえば、W2kのドライバではRADEONのドライバよりRage128のドライバのほうがTV出力可能な画面モードが多いが、Rage128では640x480x32bitがTVにちゃんと出ない(モード設定に失敗する)ことがあったり、モード切り替えでシステムフリーズしたりする。システムフリーズはマザー(ABIT BH6)との相性問題という疑いもあるが、それにしたってもっとちゃんとドライバ作れや・・・>ATI
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