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まず、ソースのキャプチャから。今回はVTRソース。
- VTRをMTV1000へ接続し、いつものように録画。
- いつものようにDVD2AVIでDemuxしてTMPGEncで編集してMPEG2出力・・としたが、なぜか音声同期が崩れる。
- VTRソースゆえに同期が乱れているのかもしれないということで、MTVツールのDemuxerで同期検出付きDemux。
- DemuxしたM2VをDVD2AVIを通して、M2Aはscmpxでwav化。
- TMPGEncで編集&エンコード。今度は成功。
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で、WinCDR7.0フェーズ。
- MPEG2コンバート・エンコードは付属ツールで可能だが、TMPGEncで処理したので今回は使っていない。つまり、あらかじめMPEG2ファイルを完成させておけば、再エンコードは不要。
- オーサリングツールに2GB以上のMPEG2ファイルを食わせると落ちる。→これは7.13updaterで直った。
- オーサリングツールに2GB以上のMPEG2ファイルを食わせるとVOB生成に失敗する。→ので、結局updaterの意味はなかった(苦笑)。
- チャプタはMPEG2ファイル単位でしか打てない。チャプタを打ちたくば、あらかじめそこでMPEG2ファイルを分割しなければならない。
- 37分・2.4GB分のMPEG2ファイルからVOBを生成するのに3時間以上かかる。
- 焼けたDVD-RはPanasonic DVD-A700で一応再生できた。ただし、本来DVD-R非対応なプレイヤーのせいか、ときどきメディア読み込みエラー、あるいはデコードミスっぽいノイズが乗る。エラー部分を巻き戻して再生すると2度目はOKだったりするんで、ストリームそのものが壊れているわけではないようだ。
- もちろんPC上ではまったく問題なく、かつオーサリングに使ったMPEG2とほぼ同じ(少なくとも見分けはつかない)映像が再生された。
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正直、WinCDR7のDVD-Video編集部分はまだ未成熟かなーと。
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あと、CDとDVDの音声レンジは異なるが、これらについてはあまり触れられていない・・・というかハマったのでちと(苦笑)。CD並の音量(100%マキシマイズ)でDVDエンコードすると音声が大きくなりすぎ、割れることがある。25%(-12dB)〜50%(-6dB)マキシマイズくらいで作ると、市販DVDと同じくらいの音量になる。ちなみにMTV1000でTV放送を「録音レベル200%」で録画すると、ほぼ50%マキシマイズになる。