この日記はGNSで生成しています。 |
_ というよりは、「hauNって何?」と訊かれたときにどう答えるべきかの整理か。
_ 狭義にはhauN.orgを指すものでは・・・ない。hauN.orgは「3.(2.のうち、顔見知りにより構成されたhauN-MLと、hauN IRC)から発生したもの」と説明した通り、「『当時hauNだったもの』の一部+その外の人」でつくられていて、今はもうhauNとは何の関係もなくアカウントを持っている人が何人もいるし。実のところ、hauN.orgができた時点においては、hauNというコミュニティはすなわち「hauN-MLとhauN IRCのメンバー」であったといっていいだろう。
_ 「じゃそれは誰よ」という質問には、残念ながら答えかねるということで。hauN-MLはクローズドだったし。また、実はこのころからこのコミュニティはだんだんと静かになっていってしまった。そして個々が広げた付き合いの輪をあちこちで共有するといったことが発生して、hauNだったものの境目が徐々に薄れていった。
_ そんな状態で「hauNって何?」と訊かれたら・・・「当時hauNだったもの」だけじゃ足りないし、かといってわしが「hauN起源で集まった日記者の集団」をhauN呼ばわりするわけにもいかんし。まーひとつ言えることがあるとすれば、今度開かれる「『当時hauNだったもの』のメンバーの結婚を祝う会」に来る人は、全員hauNの内側じゃないかとは思う(笑)。
_ でも、そんなこととは関係なく、「ある特定の集合」ではなくて「このへんの日記者の方面」とかいった感じの漠然とした集合を指したり、あるいは(NEWSでのわしの使い方のように)単にシンボルとして掲げたりという行為は、ずっと続くんじゃないかと思う。
_ それはさておき、別方面。
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hauNが共有していたものは、特定のスクリプトやそれが集まったものとしてのシステムではなく、もっと基本的な「仕組み・仕様が集まったものとしてのシステム」ではないかと。そしてそれを理解し、実装し、それでコミュニケーションをはかろうとする者の集まり。それが最初期のweb日記コミュニティhauNだったのだろう。Windows95が出るか出ないかという頃、インターネットに繋がる環境はまだ家じゃなくて学校や会社がメインだった頃。始まったばかりのwwwを玩具にすることができた若き技術者たちの、遊びのひとつだったといってもいいと思う。
メールはこちらへ...[後藤浩昭 / Hiroaki GOTO / GORRY / gorry@hauN.org]