この日記はGNSで生成しています。 |
_ 福原さんの日記で思い出して(どもです)、「雲のむこう、約束の場所」を観にシネマライズへ。連休明けの真っ昼間だっつーに、40人以上はゆうにいるかな。
_ 背景美術は相変わらずで、惚れ惚れする。キャラ画はずっと安定感が増したかな。カメラワークや撮影技術も健在だけど、「納得いくまでやり込んだ」感じはなく、「納期に合わせて淡々と進めた」ようにもみえる。
_ 声はすんなり受け入れ。バイオリンはもうちょっと深みが欲しかったかも。
_ スタッフロールをみて、「ほしのこえ」1本であれだけ人を動かせるようになったのかと驚かされる。これだけ外から人を集めると、個人の思い入れだけで作るわけにもいかないだろうから、「淡々と進めた」ようにみえたのかも。
_ ただ、「設定を俯瞰してみると実はいろいろ変だが、そのへんは目を瞑るんだということを理解できる人だけが幸せ」なストーリー運びも相変わらずかもしれない。ただそれゆえに「表現したいことがわかるひとだけが非常に共感できる」のかも(苦笑)。ただ、SF色がまだそれほど出ない第1部だけは、誰にでも素直に受け入れられるんじゃないだろうか。
_ 90分、長くも短くもなく、至福のひととき。アクの強い原酒が品のいいブレンドウィスキーになったような、そんな感じもした。
メールはこちらへ...[後藤浩昭 / Hiroaki GOTO / GORRY / gorry@hauN.org]