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2005/06/30

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2005/06/30 (木)

職人 (プログラム)

_ ソースのディレクトリの下に人名がついたディレクトリ。わりと普通に見かけるかも・・・というか、今やってる仕事にも数人分あるな・・・(苦笑)。

_ まあそこそこ理由がありまして・・・わしが関わってきた世界、別の言い方をすると「職人の世界」・・・では、プログラムライブラリは基本的に「自分で書き溜めるもの」であり、組織もそれを許容するものでした・・・まずこの概念重要。ちゃんとした組織では普通みられないでしょうから。

_ 誰かのライブラリは「誰かのもの」であって、自分のではない・・・ゆえに「自分の」は自分のディレクトリに書くわけです。そういう人が数人集まって仕事をすると、関わった人数分のディレクトリが構築されるわけです。

_ えてして、こういう構成になったディレクトリを横断して覗いてみると、それぞれ似たようなコードが入っているものです。なんでこんな不効率な・・・と思うのは職人気質のない人。たとえば大工を10人連れてきて、普段使ってる道具を出してもらってみてください。手に馴染んだ道具がそれぞれ違うなんて当たり前です。

_ プログラマから普段使いのライブラリを取り上げて、「こっちのライブラリを使え」と要求することは、大工から普段使いの鋸やトンカチを取り上げて「こっちの道具を使え」と要求するのと同じこと。もちろん生成物であるプログラムは建築物と違って、ファイルサイズの増大とかメンテナンスコストの上昇とか考えないといけないけど。

_ でも、職人に絞って考えてみると同じだわな・・・どんな道具でもすぐ使える職人は便利だし、古い道具にこだわるあまり効率的な新しい道具を使えない職人は不便だし、協調作業できない職人は捨てられるし。





メールはこちらへ...[後藤浩昭 / Hiroaki GOTO / GORRY / gorry@hauN.org]

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