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_ えー突然ですが、なぜか手許にEF200mm F2.8Lがあります。IIじゃなくて初代のほう。いやヤフオクで落としたんだけど。昼間に受け取り損ねて、肉体会の帰りに受け取ってきたり。
_ 明日になったらなんかテストするかなーと作業していたら、夜が明けてしまっつ。じゃ寝る前にテストすっか・・・(笑)。
_ とりあえず、手持ちのtamron 18-200mm XR DiII LDと比較してみる方法をとることにする。便宜上、tamronを[A14]、Canonを[28L]と記述する。Kiss Digital Nで撮影、RAW撮影のSilkypix AJISAIで現像、パラメータは「スーパーニュートラル」からWBだけ[撮影時設定]にしたもの。よってカメラ本体の現像よりかなり眠い=レンズの能力がわかりやすい設定になっているはず。なお画像はTIFFで出力してからOPTPiX webDesignerでJPEG94%に変換している。
_ なお、今回はちょっとした実験として「Silkypixの倍率色収差補正をかけた画像」を一緒に並べておく。ぱっと見で色収差の大きいレンズでも、この補正をかけると案外見られる画になったりするので。実際、今回もわりと効果がある。
_ まず、遠景テスト。
S1-[A14]-F6.3 |
S1-[A14]-F11 |
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S1-[A14]-F6.3-色収差補正 |
S1-[A14]-F11-色収差補正 |
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S1-[28L]-F2.8 |
S1-[28L]-F4 |
S1-[28L]-F6.3 |
S1-[28L]-F11 |
_ ・・・比べるのがかなりかわいそうな気がする・・・まあ普及価格帯の高倍率ズームと単焦点のLレンズを比べちゃいけないんだけど・・・ズームと単焦点の比較なら本来は70-200mm F2.8Lあたりと比べないと面白みがない(苦笑)。
_ まず解像度が圧倒的に高い。外周へ向けての解像度の低下も小さい。周辺減光も抑えられている。重ねてみると「ああ、やっぱ高倍率ズームってこんなに歪んでたんだ」とわかる。
_ 続いて、近景テスト。
S2-[A14]-F6.3 |
S2-[A14]-F8.0 |
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S2-[A14]-F6.3-色収差補正 |
S2-[A14]-F8.0-色収差補正 |
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S2-[28L]-F2.8 |
S2-[28L]-F4 |
S2-[28L]-F5.6 |
S2-[28L]-F8 |
_ 「A14は対象物が手前に近づくほど拡大率が小さくなる」のが非常によくわかるということで。
_ 正直言うと、このテストだけだと「Lレンズっていってもこんなもんか」という印象。まあ15年も前の設計のレンズだし、経年劣化してるかもだから何ともだが。
_ むしろこのレンズがあるせいで逆にA14のありがたみがわかるというか・・・希望小売価格で半額なのに必要十分の写りは押さえたうえで、収納時の長さは2/3、重量は半分、しかもズームで11倍ときたもんだ。
_ これで、ズームがEF-S10-22mmとタムロン18-200mm、単焦点がシグマ20mmF1.8, EF50mmF1.8II, EF200mmF2.8L。これでもう普段装備で持ち運べるぎりぎりの体積と重さだから増やすのは無理。そこそこいいバランスに落ち着いたかなという感じはするので、しばらくこの装備で固定してみるかなという感じ。
_
そしてシグマ30mmF1.4が弾き出されて余ったわけだが・・・誰か欲しい人いる?(苦笑)
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