この日記はGNSで生成しています。 |
_ 今日一日録画処理で終わる・・・しかもまだ全部終わってない。
_ TXの新作のマスターが軒並み市販DVDクラス(コンポーネントの16:9スクイーズのアプコン)以上になったのは喜ばしいが、今度はそのアプコンのアルゴリズムが問題になってくるわけで。
_ DVDクラスのソースとはいっても、大半は24/30fps混在のビデオソースをフィルムフラグなしで収録したもの。スキャンコンバータのデインターレース能力に品質が左右されるわけで。1080iアップコンバート後の品質で映像比較した場合と比べると、せいぜい「安価なDVDプレイヤーでのアプコン」と同程度かやや下。プログレッシブソースからのアプコンや真HDソースの作品とは大きく異なるといってよい。
_ TV放映の場合は「リアルタイムエンコードによるビットレートの制限」の問題とか、「いわゆるポケモンフィルタとMPEG映像データとの相性が非常によくないこと*1」の問題があるので、まだ一応DVDとの差別化はできていることにはなるか。早くDVDが駆逐されてHDメディアに移ればいいのに。
*1: ポケモンフィルタは「大きく映像が変化するところの変化量を抑える」もので、一般的にはフレームの抜き取りや前後フレームとの合成処理が行われる。「大きく映像が変化するところ」は、MPEGでは「動き変化量の大きい部分は画質を落としても結果として目立たない」ことを利用した圧縮が行われるが、この結果から「フレームの抜き取り」を行ってしまうと明らかな品質劣化を招くのはいうまでもない。また、合成処理を行った映像は「動き補償」による情報量削減が効かなくなるためMPEGによる圧縮効率が落ち、これまた品質劣化の原因となる。
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TXの品質が上がったせいで、相対的に割を食っているのがtvkとAT-X。AT-Xは有料だけに特に深刻ともいえる。
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