@weather 曇後晴 @title あさ〜 @category 生活 @s 0430充電開始、1100再起動。 @title MS PhotoEditorの関連付けを外す @category PC @s 古いMicrosoft Officeをインストールすると、「Microsoft PhotoEditor」なるツールがインストールされる。まあそこそこ使えるものではあるんだが、実は重大な問題がある。 @s これをインストールすると、その後どんな画像処理ツールや画像ビューアを入れても、*.JPGや*.PNGなどの関連付けをMS PhotoEditorから変えることができなくなってしまう。エクスプローラ内の関連付け変更機能からですら、である。 @s これは、Windowsの通常の関連付けルールよりも強い独自ルールで関連付けされてしまうため。詳細はこんな感じ。 @qcode [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\JPEGfile\shell\Open\command] @="\"C:\\Program Files\\Common Files\\Microsoft Shared\\PhotoEd\\PHOTOED.EXE\" \"%1\"" "command"=hex(7):57,00,2d,00,63,00,61,00,56,00,6e,00,2d,00,7d,00,66,00,28,00,\ 59,00,52,00,5d,00,65,00,41,00,52,00,36,00,2e,00,6a,00,69,00,50,00,68,00,6f,\ 00,74,00,6f,00,45,00,64,00,69,00,74,00,6f,00,72,00,46,00,69,00,6c,00,65,00,\ 73,00,3e,00,77,00,77,00,79,00,7a,00,41,00,32,00,50,00,48,00,36,00,3d,00,68,\ 00,3d,00,46,00,40,00,29,00,7e,00,2d,00,41,00,39,00,58,00,20,00,22,00,25,00,\ 31,00,22,00,00,00,00,00 @s これは、レジストリエディタで当該部分をexportしたもの。設定行は「@=」エントリと「"command"=」エントリの2つ。この2つは、OSにより「HKEY_CLASSES_ROOT\JPEGfile\shell\open\command」へリダイレクトされて、関連付けに使用される。つまりこうなるわけだ。 @qcode [HKEY_CLASSES_ROOT\JPEGfile\shell\open\command] @="\"C:\\Program Files\\Common Files\\Microsoft Shared\\PhotoEd\\PHOTOED.EXE\" \"%1\"" "command"=hex(7):57,00,2d,00,63,00,61,00,56,00,6e,00,2d,00,7d,00,66,00,28,00,\ 59,00,52,00,5d,00,65,00,41,00,52,00,36,00,2e,00,6a,00,69,00,50,00,68,00,6f,\ 00,74,00,6f,00,45,00,64,00,69,00,74,00,6f,00,72,00,46,00,69,00,6c,00,65,00,\ 73,00,3e,00,77,00,77,00,79,00,7a,00,41,00,32,00,50,00,48,00,36,00,3d,00,68,\ 00,3d,00,46,00,40,00,29,00,7e,00,2d,00,41,00,39,00,58,00,20,00,22,00,25,00,\ 31,00,22,00,00,00,00,00 @s 「@=」エントリは通常の関連付けルール。対して、「"command"=」エントリはそれよりも上位で、MS PhotoEditorなどごく一部のMS製アプリで使用される関連付けルール。中身はPHOTOED.EXEへのパスのようだが、妙なエンコーディングがなされているため詳細は不明である。 @s (エクスプローラも含め)通常の関連付け変更ツールは「@=」エントリのみを変更する。しかし優先順位が上の「"command"=」エントリがあるため、結果としてルール変更はなされないということになる。 @s 対策は、この「"command"=」エントリも同時に変更されるようにすればいい。しかしここでいくつかの問題が発生する。 @ul