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_ awkはストリームエディタ。わしは始まりがgawkと「プログラミング言語AWK」(トッパン・ISBN4-8101-8008-5)。でもやはりこの本*1によるとやはり名前通りの「awkはプログラミング言語」だと思うんですよね・・・。
*1: AWKはこの本の著者(Aho, Weinberger, Kernighan)の頭文字であることはおなじみ。
_ この本によると、開発動機は「どうやったらgrepとsedで数を扱えるようにするか」だそうです。ある意味「sed+α」ではあるけれども、最初からCをもとにしたif・while・for・{}などの制御構造と変数・関数、文字列処理に便利な連想配列などは実装されていたようで、パターン→アクションという形式をとりながらもやはり「言語」だったのではないかと思います。ユーザー定義関数構文がいつ頃実装されたかが書かれていないのが残念。
_ なお、この本が書かれたときのawkは、SysV R3.1に含まれたものだそうです。
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