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_ SilkyPixがバージョンアップしてPowerShot S60に対応したということで、お試し。"canon"は純正現像ツール、"silky"がSilkyPix。どちらも晴天(ホワイトバランス調整なし)、諸設定はデフォルト。
CRW_2702_canon |
CRW_3071_canon |
CRW_3199_canon |
CRW_3379_canon |
CRW_2702_silky |
CRW_3071_silky |
CRW_3199_silky |
CRW_3379_silky |
_ PNGやRAWファイルについては、きょうの写真indexを参照のこと。
_ 階調表現が豊かなこと、細部の濃淡表現が細かいこと、偽色抑制がうまいこと、この3点がCanon純正現像ツールより優れているポイントといえる。たとえば#2702の看板の汚れ、canonは白くつぶれているが、silkyはちゃんと表現できている。あと、先日のNeatImageのサンプルにも、SilkyPixの出力を加えておいたが、ISO値の高い荒れ気味の画にはこのへんが特に効果的といえる。
_ やや暗めに写るのは好みだと思う・・・ガンマを調整すると同じくらいになると思うが。あと、S60の特徴であるところの「かりかりシャープでノイズの少ない画」というのが現像によるものであることがよくわかるのが#2702と#3199。canonだと偽輪郭が出るくらいまでシャープネスをかけながらも、平面のノイズはそれによって起きていないのが、silkyの出力と比べるとよくわかる。
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あと気になったのが、#3071のいちばん高輝度の部分。canonは黄色に写っているが、silkyは肌色に写っている。これはかなり違うんじゃないかと思ったりするわけだが。
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