この日記はGNSで生成しています。 |
_ divx.logは使い回しできません。だってあれは「ある映像を指定パラメータで圧縮プロセスを通したときの結果値のログ」、言い換えると、各シーンごとの「入力画像はこんなの、圧縮パラメータはこんなの、で圧縮したらこんな感じになったの」という結果の集積。映像が変わっても、圧縮パラメータが変わっても、また「何回目のパスか」が変わっても出力内容が大きく変化するので。
_ A,Bの2つの映像があるとき、この2つを2passエンコードするなら、
_ でなければいけません。
_ だと、失敗します。「Multipass, nth pass」を最初に実行するとき、divx.logは「同じ映像を」「同じ圧縮パラメータで」「Multipass, 1st passで圧縮した」ときのものでなければならないから。具体的には、3.で「違う映像用のdivx.logを食わされる」ことになるわけで。
_ また、DivX codecオプションダイアログで[Update log file]がONだと、「Multipass, nth passで圧縮した」あとに、divx.logは「Multipass, 1st passで圧縮した」ときのものから「Multipass, nth passで圧縮した」ときのものに置き換わる。これにより、エンコーダはより的確な「シーンごとの圧縮傾向」を得ることができるようになる。
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