この日記はGNSで生成しています。 |
_ インターネットライブ中継を録音してくれと友人から頼まれたので、いろいろ試してみる。さすがにストリームの生録りはできないので、音声だけでも・・・ということで調査の結果、CMI8738のループバック録音機能を使ってやるのがもっともいいようだ。
_ ただしこれにもちょいと問題がある。今回RealAudioから出てくるストリームのFsは11025Hz。CMI8738はループバック録音のときにもまったく波形データの加工を行なわずSample/Holdなデータが記録される。つまりFs=11025Hzの出力をFs=44100Hzで録音すると、同じデータが4つずつ並ぶことになる。
_ これのどこに問題があるか・・・録音データを聴いてみるとわかる。4つずつ同じデータが並ぶということは、すなわちエイリアスが大量に発生しているのと同じこと。つまりエイリアシングノイズが乗りまくって聴くに耐えないのであった(汗)。
_ 解決には2つ方法がある。ひとつはFs=11025Hzで録音すること。最近のサウンドカードは低サンプリングレートの音を再生するときはちゃんと補間処理をするので、それに任せてしまえばいい。問題はあくまでFs=11025Hzとして処理しなければならないこと。CD-Rに焼いたり、MP3にしようとしたりすれば、これでは済まない。
_ ということでもうひとつの方法がローパスフィルタ。どっかにツールあるかなぁ・・・資料はあるから自分で書いてみてもいーけど・・・。
メールはこちらへ...[後藤浩昭 / Hiroaki GOTO / GORRY / gorry@hauN.org]