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_ 前項の補足。1280x720→1920x1080というリサイズの場合、縦横とも1.5倍に引き伸ばすだけでいいので、「2x2→3x3」というリサイズ法が使える。プラネテスだけじゃなくて、たとえば今ならBS-hiでやってる「ポワロとマープル」あたりでも確認できる。以下、[ab]は、aとbの輝度を足して2で割ったものを示す。
[a] [ab] [b] [a] [b] → [ac] [abcd] [bd] [c] [d] [c] [cd] [d]
この手法は、引き伸ばし演算が加算とビットシフトのみで済むため非常に高速で、かつエッジが鮮明さを保つという意味ではアニメ向き。しかし、曲線や斜め線で規則的(縦or横で3px毎)にジャギーが発生する欠点がある。このジャギーを緩和するために、LPFを一緒に使うことが多い。
また、こういった拡大方法とともに「斜め線を検出してジャギーを消す処理」を織り込むことが、2次元超解像のアルゴリズムのベースとなっていることが多い、と思われる。
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