「FreeBSD 2.2.1-RELEASE インストールログ」
その5 FreeBSDネットワークテスト

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■ネットワークテスト

ここでは、FreeBSDのネットワーク接続テストを説明します。


■ログイン

起動が終了すると、


login: 
と出て(*)、ログインが可能になります。

(*)前後に各種メッセージが出て正しく"login:"が出ていないことがありますが、この場合は何度かEnterキーを押してみてください。

最初は、rootでログインします。FreeBSDサーバーマシンの設定に基づいて、下線部分のように入力してください。


login: root
Password: RootPass

ずらっとメッセージが表示されたあと、


#
と出ればログインは成功です。

今度はログアウトします。


#quit
と入力すると、ログインを終了できます。

今度は"gorry"としてログインします。


login: gorry
Password: testpass
(ずらずらとメッセージが出る。ここでは省略)
%
きちんとログインできることが確認できたら、次へ進んでください。


■クライアント起動

とりあえず、接続試験用にデスクトップWindows95クライアントマシン1を起動してください。このとき、ユーザー名"gorry"でログインすることを忘れないでください。

起動したら、「MS-DOSプロンプト」を立ち上げます。動作試験プログラムの大半はMS-DOSプロンプト上で動作するプログラムです。


■pingテスト

まず、以前にクライアント同志で行なったpingテストを行ないます。

デスクトップWindows95クライアントマシン1からFreeBSDサーバーマシンに対してpingを行ないます。デスクトップ側のMS-DOSプロンプトから、以下の下線部分を入力してください。


C>ping 192.168.1.1

Pinging 192.168.1.1 with 32 bytes of data:

Reply from 192.168.1.1: bytes=32 time=6ms TTL=255
Reply from 192.168.1.1: bytes=32 time=4ms TTL=255
Reply from 192.168.1.1: bytes=32 time=2ms TTL=255
Reply from 192.168.1.1: bytes=32 time=7ms TTL=255
このように接続されれば成功です。

逆も行なってみます。サーバー側のコンソールから、以下の下線部分を入力してください。


%ping -c 4 192.168.1.16
PING 192.168.1.16 (192.168.1.16): 56 data bytes
64 bytes from 192.168.1.16: icmp_seq=0 ttl=32 time=0.905 ms
64 bytes from 192.168.1.16: icmp_seq=1 ttl=32 time=4.746 ms
64 bytes from 192.168.1.16: icmp_seq=2 ttl=32 time=2.311 ms
64 bytes from 192.168.1.16: icmp_seq=3 ttl=32 time=6.526 ms

--- 192.168.1.16 ping statistics ---
4 packets transmitted, 4 packets received, 0% packet loss
round-trip min/avg/max = 0.905/3.622/6.526 ms
このように接続されれば成功です。


■Sambaテスト

FreeBSDでNetBEUI接続を行なう「Samba」の動作テストを行ないます。

デスクトップWindows95クライアントマシン1からエクスプローラーを立ち上げ、[ネットワーク コンピュータ]のツリーを開いてみてください。"Home"というサブツリーが現われたはずです。これが、Sambaにより見えるようになったFreeBSDサーバーマシンです。この"Home"ツリーをさらに開くと、"gorry"と"samba"というツリーが現われます。


−□ネットワーク コンピュータ
: −□ネットワーク全体
: −□Home
: : −□gorry
: : −□samba
: +□X68fake0

このうち、"samba"は「すべてのユーザーが自由に読み書きできるディレクトリ」です。また、"gorry"は「ユーザーホームディレクトリ」と呼ばれ、「Windowsにログインしたユーザー名」と同一名のユーザーのホームディレクトリ(*)のみが見えるようになっています。

(*)もちろん、FreeBSD側のユーザーとして登録されている場合に限ります。例えばWindows側で"foo"という名前でログインした場合は、FreeBSD側の"foo"というユーザーのホームディレクトリのみが見えます。

"gorry"・"samba"とも、ファイルの読み書きが可能になっているはずです。フォルダを作ったり、ファイルをコピーしたりしてテストを行なってください。


メールはこちらへ...[後藤浩昭 / Hiroaki Goto / GORRY / gorry@shonan.ne.jp]

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