「tapeload_g」ページ

「tapeload_g」の配布と議論を行います。



ダウンロード

[フルセット:20201006a]
tapeload_g02_20201006a.zip
・ビット判定アルゴリズム変更。
レベルだけでなく、傾きを判定要素に追加。
・チェックサムエラー時のリトライ開始前ギャップチェックを追加。
・以下オプションを追加。
-fn[0-1]&br;
-e&br;
-n[0-15]&br;
-o[output.mzt]&br;
-q[mode],[start],[len],[exec],[filename]&br;
-a[size][,size...]&br;
・一部の環境でサウンド入力経由が使えないのを修正。
・サウンド入力経由使用時のフォーマットを48kHz/16bitに変更。
・紅茶羊羹氏の改造版を反映。
[readme]
tapeload_g.txt

概要

tapeload_gは、MZシリーズ用エミュレータで使用される「mzt」テープイメージを作成するツールです。まるくん氏作成の「tapeload」をオリジナルとしています。

起動方法

実機でセーブしたテープから収録したwavファイルを用意し、以下のコマンドラインを実行します。

tapeload_g input.wav -o

input.wav を読み込み、output.mztを出力します。

オプション

tapeload_gでは、以下のオプションを使用することができます。

-v
詳細な情報を表示する。
-vv
ダンプデータ(バイト毎の詳細な情報)を表示する。
-b
ビットデータ(ビット毎の詳細な情報)を表示する。
-r
音声データの位相を反転して解釈する。
-d[1-127]
入力レベルしきい値(信号の高低を判定するレベル)を指定する。音量が小さいときは値を小さくすると判定が変化することがある。
初期値は -v オプションを指定すると表示される。
-w[1-100]
データ読み取り単位時間(ビットの0/1を判定するタイミング)を指定する。ボーレートが上がるほど小さく、またサンプリングレートが下がるほど小さい値となる。
初期値は -v オプションを指定すると表示される。
-fn[0-1]
-f0でMZフォーマット、-f1でX1フォーマットのデータを読み込む。
具体的には、-f1にすると以下の部分が変化する。
・ギャップ&トーンマークのビットが逆。
・ヘッダサイズが0x20バイトになる。
・ボーレート初期値が2700bps相当になる。
※ 理論的にはX1用テープのMZTファイルが作成できるが、このオプションを作成した時点では、このファイルを読み込めるX1エミュレータは存在しない。
-e
スタートビットが1でないとき、即座に読み込みエラーとする。
読み込みエラーの位置の特定に便利。
-n[0-15]
ノイズ低減レベルを設定する。
具体的には、例えば-n2とすると現在位置のデータに2個前までのデータを足して平均化することで、高周波ノイズを除去する。
-o[output.mzt]
出力されるheader.datとout.datを連結したファイルを出力し、header.datとout.datは削除する。

-oに続けてファイル名を指定するとそのファイル名で出力され、指定しなければoutput.mztで出力される。

-q[mode],[start],[len],[exec],[filename]
ヘッダブロックを読み込まず、代わりに指定したパラメータでヘッダブロックを作成する。
mode,start,len,execはすべて16進数で指定する。
-a[size][,size...]
複数のデータブロックを持つイメージを作成する。データブロックのサイズを個数分だけ16進数で指定する。
詳細は紅茶羊羹氏のwebページを参照。
http://www.maroon.dti.ne.jp/youkan/mz700/mztmemo2.html

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