column13-gorryjis の履歴(No.2)
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- column13-gorryjis へ行く。
- 1 (2025-06-13 (金) 22:55:12)
- 2 (2025-06-14 (土) 01:34:18)
- 3 (2025-06-14 (土) 02:53:23)
「Column13-jisgorry」ページ†
「Column13-jisgorry」メモ。
「Column13-jisgorry」とは†
「40%キーボード」というカテゴリのキーボードがあります。通常のキーボードには100個以上のキースイッチがありますが、その40%~四十数個しかないキースイッチで構成されるキーボードです。この個数に収めるには、テンキーはもちろんファンクションキーや(メインキー側の)数字キーまでも削減する必要があります。しかしそのコンパクトさや、ほとんどが自作や小数配布ゆえの柔軟なキー配列変更機能などから、根強いファンがいるようです。
当方もある日、こちらの「Column13」というキーボードのページを目にする機会を得ました。
「矢印キーと記号キーを可能な限り残す」というコンセプトから、通常の40%キーボードより横方向に1個多い48個のキースイッチで構成されています。当方はこれをみていたく気に入り、製作に至った次第です。
ハードウェアの作成†
Column13は、キットの委託という形で「遊舎工房」さんで入手することができます。
キットといっても、含まれているのはベースとなる基板類のみで、以下は別途入手する必要があります。
- Arduino Pro mini。キーボード制御を行うArduinoミニコンピュータボードです。当方はUSBコネクタがType-Cになっているバージョンを使用しました。
- キースイッチ。任意のCherry MX互換キースイッチを使用することができます。当方は「Durock Ice King Linear」を使用しました。
- キーキャップ。任意のCherry MX互換キーキャップを使用することができますが、Filco社の「Minila Air」に付属の「小さい(1.5u)Enterキー」が必要なため、使用可能なものはおのずと限られます。当方は「Minila Air 英語版」のキーキャップをベースに、記号キーのみ「Majestouch 2 日本語版」を使用しています。
- キーを光らせるためのLED。当方は不要なので設置していません。
ソフトウェアの作成†
「Column13」サイトでANSI/ISOそれぞれの版のROM(HEXファイル)が配布されていますが、当方は独自のセットアップを行いたかったため、Githubで公開されているソースコードを自分で変更・ビルドしてインストールすることにしました。成果は同じくGithubにて公開しています。
キーアサイン†
当方のjisgorryキーマップは、「Column13」キーボードをJIS配列キーボードとして使うためのものです。
Homeレイヤ†
キー刻印の文字が入力できる、基本のモードです。以下の修飾キーを押すことで、他の文字を入力できるモードに入ります。
- [Kana]キーを押しながら他のキーを押すことで、Lowerレイヤの文字を入力することができます。
また、[Kana]キーだけを短期間押すことで、「全角/半角」キーとして動作します。 | - [App]キーを押しながら他のキーを押すことで、Raiseレイヤの文字を入力することができます。
また、[App]キーだけを短期間押すことで、「アプリケーション」キーとして動作します。 | - [Esc]キーを押しながら他のキーを押すことで、Funcレイヤの文字を入力することができます。
また、[Esc]キーだけを短期間押すことで、「エスケープ」キーとして動作します。 |
Lowerレイヤ†
[Kana]キーを押しながら他のキーを押すことで、数字や記号などの入力ができるモードです。
Raiseレイヤ†
[App]キーを押しながら他のキーを押すことで、ファンクションキーや特殊キーの入力ができるモードです。
Funcレイヤ†
[Esc]キーを押しながら他のキーを押すことで、特殊キーの入力ができるモードです。
- [Esc]+[App]キーで、Windowsキー相当となります。例えば、[Esc]+[App]+[E]で、エクスプローラが起動します。