3. SPICEシステムのインストール方法


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SPICEシステムには、インストーラが準備されています。配布されたアーカイブファイルを以下のように解凍して、インストーラを起動してください。いずれの場合も、解凍の際に「ディレクトリ付き」スイッチをONにすることを忘れないでください。

インストーラが起動すると、ほんとうにインストールするかどうかを聞いてくるので、(CR)を押してください。インストール中に「環境変数領域が足りません」のメッセージが出た場合は、COMMAND.COM(またはCMD.EXECOMMAND.X)の“/E”オプションを操作して、環境変数領域を増やしてください。

UNIXへのインストールの場合は、インストール後に表示される内容に従ってログインスクリプトファイルの修正を行なってください。

インストール後のディレクトリは以下のようになっています。

SPICE\			SPICEディレクトリ
+-SMI\			SMIファイル
|   +-ROL_GS.SMI	ローランドGS用SMI
|   +-ROL_GS_O.SMI	ローランドGS用SMI
|   +-YAM_XG.SMI	ヤマハXG用SMI
|   +-YAM_XG_O.SMI	ヤマハXG用SMI
|   +-SMF_GM.SMI	GM用SMI
|   +-SMFSTD.SMI	標準SMI
|   +-YUU.SMI		粟田英樹氏用SMI
+-DOC\			SPICEドキュメント
|   +-VERUP.TXT		バージョンアップ情報
|   +-SPICEMAN.TXT	マニュアル(プレーンテキスト)
|   +-HTM\		マニュアル(HTML)
+-SRC\			ソース
|   +-SMC\		SMCソース
|   +-DSMC\		DSMCソース
|   +-WINST\		WINSTソース
+-VS\			VisualSPICE
+-SMC.EXE SMC.X		SMC実行ファイル
+-SMC.BFD               SMC.Xのオンメモリ化パッチファイル
+-DSMC.EXE DSMC.X	DSMC実行ファイル
+-SMP\			サンプル曲データ
|   +-MAMI310.SMC	「二つの世界の物語」より「オーラのテーマ #2」
+-SPICE.BAT		SPICEを使用するためのバッチファイル 
+-spice.sh		SPICEを使用するためのシェルスクリプト。
+-SMC2MID.BAT		Windows上でコンパイルするためのバッチファイル
			INST16.BAT/INST32.BATでのみ作成されます

WINST.EXE”“INST32.BAT”でインストールすると、自動的に拡張子“.SMC”に対してVisualSPICEが起動するように関連付けが行なわれ、エクスプローラやファイルマネージャーからSMCファイルをダブルクリックすることで編集・演奏ができるようになります。また、スタートメニューに「VisualSPICEの起動」などが準備されます。

INST32.BAT”“INST16.BAT”でインストールすると、“SMC2MID.BAT”というバッチファイルが作成されます。Windows上で、このファイルを拡張子“.SMC”に関連付けすることで、エクスプローラやファイルマネージャーからSMCファイルをダブルクリックで演奏することができるようになります。関連付けの方法は以下の通りです。

エクスプローラ
  1. SMC2MID.BAT”をメモ帳などで開いてください。
  2. エクスプローラの「表示」→「オプション」を選び、「ファイルタイプ」タブを押し、「追加」ボタンを押してください。
  3. 「タイプの説明」に「SPICEソースファイル」、「関連付けられた拡張子」に「“SMC”」を入力し、「新規作成」ボタンを押してください。
  4. 「アクション」に「コンパイル」を入力し、「アクションの実行に使用されるアプリケーション」に「1.で開いておいた“SMC2MID.BAT”の3行目の“”でくくられた部分」をカット&ペーストしてください。
  5. 「OK」「終了」「閉じる」の順にボタンを押してください。

ファイルマネージャ
  1. SMC2MID.BAT”をメモ帳などで開いてください。
  2. ファイルマネージャの「ファイル」→「アプリケーションとの関連付け」を選んでください。
  3. 「拡張子」に「“SMC”」を入力し、「実行されるアプリケーションプログラム」に「1.で開いておいた“SMC2MID.BAT”の3行目の“”でくくられた部分」をカット&ペーストしてください。
  4. 「OK」ボタンを押してください。

“SMC.X”“SMC.BFD”でパッチを当てると、テンポラリファイルを作らずにオンメモリでコンパイルを行なう実行ファイルを得ることができます。メモリに余裕のあるシステムをお使いのかたは、パッチを当てるとコンパイルが高速に行なえます。


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