SPICEシステムには、インストーラが準備されています。配布されたアーカイブファイルを以下のように解凍して、インストーラを起動してください。いずれの場合も、解凍の際に「ディレクトリ付き」スイッチをONにすることを忘れないでください。
- Microsoft Windows95/NT
適当なフォルダに解凍後、"WINST.EXE"アイコンをダブルクリックして
起動し、インストール先フォルダを指定します。
あるいは、適当なディレクトリに解凍後、DOSプロンプトから
“INST32.BAT [インストールディレクトリ名]”(CR)
と入力します。- Microsoft MS-DOS
適当なディレクトリに解凍後、DOSプロンプトから
“INST16.BAT [インストールディレクトリ名]”(CR)
と入力します。- X68000 Human68k
適当なディレクトリに解凍後、DOSプロンプトから
“INSTX68.BAT [インストールディレクトリ名]”(CR)
と入力します。- UNIX(Linux,FreeBSD,etc...)
~/spice/ディレクトリに解凍後、シェルプロンプトから
“sh instunix.sh ”(CR)
と入力します。
インストーラが起動すると、ほんとうにインストールするかどうかを聞いてくるので、(CR)を押してください。インストール中に「環境変数領域が足りません」のメッセージが出た場合は、COMMAND.COM(またはCMD.EXE、COMMAND.X)の“/E”オプションを操作して、環境変数領域を増やしてください。
UNIXへのインストールの場合は、インストール後に表示される内容に従ってログインスクリプトファイルの修正を行なってください。
SPICE\ SPICEディレクトリ +-SMI\ SMIファイル | +-ROL_GS.SMI ローランドGS用SMI | +-ROL_GS_O.SMI ローランドGS用SMI | +-YAM_XG.SMI ヤマハXG用SMI | +-YAM_XG_O.SMI ヤマハXG用SMI | +-SMF_GM.SMI GM用SMI | +-SMFSTD.SMI 標準SMI | +-YUU.SMI 粟田英樹氏用SMI +-DOC\ SPICEドキュメント | +-VERUP.TXT バージョンアップ情報 | +-SPICEMAN.TXT マニュアル(プレーンテキスト) | +-HTM\ マニュアル(HTML) +-SRC\ ソース | +-SMC\ SMCソース | +-DSMC\ DSMCソース | +-WINST\ WINSTソース +-VS\ VisualSPICE +-SMC.EXE SMC.X SMC実行ファイル +-SMC.BFD SMC.Xのオンメモリ化パッチファイル +-DSMC.EXE DSMC.X DSMC実行ファイル +-SMP\ サンプル曲データ | +-MAMI310.SMC 「二つの世界の物語」より「オーラのテーマ #2」 +-SPICE.BAT SPICEを使用するためのバッチファイル +-spice.sh SPICEを使用するためのシェルスクリプト。 +-SMC2MID.BAT Windows上でコンパイルするためのバッチファイル INST16.BAT/INST32.BATでのみ作成されます
“WINST.EXE”“INST32.BAT”でインストールすると、自動的に拡張子“.SMC”に対してVisualSPICEが起動するように関連付けが行なわれ、エクスプローラやファイルマネージャーからSMCファイルをダブルクリックすることで編集・演奏ができるようになります。また、スタートメニューに「VisualSPICEの起動」などが準備されます。
“INST32.BAT”“INST16.BAT”でインストールすると、“SMC2MID.BAT”というバッチファイルが作成されます。Windows上で、このファイルを拡張子“.SMC”に関連付けすることで、エクスプローラやファイルマネージャーからSMCファイルをダブルクリックで演奏することができるようになります。関連付けの方法は以下の通りです。
エクスプローラ
- “SMC2MID.BAT”をメモ帳などで開いてください。
- エクスプローラの「表示」→「オプション」を選び、「ファイルタイプ」タブを押し、「追加」ボタンを押してください。
- 「タイプの説明」に「SPICEソースファイル」、「関連付けられた拡張子」に「“SMC”」を入力し、「新規作成」ボタンを押してください。
- 「アクション」に「コンパイル」を入力し、「アクションの実行に使用されるアプリケーション」に「1.で開いておいた“SMC2MID.BAT”の3行目の“”でくくられた部分」をカット&ペーストしてください。
- 「OK」「終了」「閉じる」の順にボタンを押してください。
ファイルマネージャ
- “SMC2MID.BAT”をメモ帳などで開いてください。
- ファイルマネージャの「ファイル」→「アプリケーションとの関連付け」を選んでください。
- 「拡張子」に「“SMC”」を入力し、「実行されるアプリケーションプログラム」に「1.で開いておいた“SMC2MID.BAT”の3行目の“”でくくられた部分」をカット&ペーストしてください。
- 「OK」ボタンを押してください。
“SMC.X”に“SMC.BFD”でパッチを当てると、テンポラリファイルを作らずにオンメモリでコンパイルを行なう実行ファイルを得ることができます。メモリに余裕のあるシステムをお使いのかたは、パッチを当てるとコンパイルが高速に行なえます。