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Last update:1996/10/31

[会議室]・・・日記にツッコミを入れるのにご利用くださいませ。
[わっちりんく(す)] [朝日奈葉子のアンテナライフ] ・・・日記者たちへのリンク集です。

1996/10
[その5] [その4] [その3] [その2] [その1]
当日記へのリンクURLは"http://www.shonan.ne.jp/~gorry/diary/199610.html#DIA_19961001"(1996/10/01の場合)などとしてください。


[来月へ続く]

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1996/10/31
CD-ROMライブラリは無事完成。ISO-9660フルスペックOK(ファイル数制限なし)、ファイル名指定で完全バックグラウンドロード可能、複数ディレクトリキャッシュ付き(*1)。これでもうファイルロードは困らず。こーいう仕事ばっかりだと楽なんだが^^;。

シェアウェアの義務って、最近は「送金」に固定されていると思います。Winは特に。わしは「送金せずに使う輩を許したくない」->「かといって送金せずとも使えるものに送金するのはバカくさい」->「だがその考えは自分を『送金せずに使う輩』にすることだ」->「葛藤」->「なら使わん」・・・ということで、「送金義務のあるシェアウェアは使わない」というスタンスをとっています。「サービスに対して対価を払うのはあたりまえ」なのは「サービスを与える側が与える対象を選べる場合」だけで、「与える側が与える対象を選べず、かつ対価を払わなくてもサービスを受けられる可能性が見える場合」のサービスには「対価を支払おう」って気は失せるものではないでしょーか。

TV「水色時代」・・・なんか、原作っぽくはないんだが好感は持てる。「新水」の一部として成立できそうな感じだからか。しかし今回の優子、ちょっと陽気&ギャグ入りで「アメリア」じゃなかったか?(*2)(笑)。

TV「赤ちゃんと僕」・・・一加ちゃんの登場シーンと帰り際のあいさつのシーン、めっちゃかわいーですわ^^;。描く側の愛情が深いのか、わしがひいき目に見てしまっているだけなのか^^;。

(*1) ひっくり返すと「純正品の仕様」になります。ダサいっしょ。

(*2) 「アメリア」はスレイヤーズ。いずれもCVは鈴木真仁嬢。



1996/10/30
CD-ROMライブラリforPSの作成開始。SONY純正品ってダサいんですもの^^;。SUSIEで作った経験もあることだし、明日くらいにはできるかな・・・。

Winのフリー/シェアウェアって、ぜんぜんソース付いてないんですよね。なんでみんな公開しないんだろーなぁ。ソース公開ならシェアウェア代金払ってもいーかなぁって気はする。なお私、シェアウェアに送金したことはない・・・そもそも「シェアウェア」ってだけで嫌って使わないんで。そーいえば、「使用にレジストの必要はないが、送金はしろ」っていう「シェアウェアを名乗るもの」って結構あるでしょ。あれってシェアウェアじゃなくて「寄付ウェア」だと思うんだが。

「いいひと。(14)」(高橋しん)・・・まんがのジャンルのひとつに「ノウハウもの」というものがある。問題を提示して、それを解くノウハウを描くことがストーリーとなるやり方である。料理や特殊技能を題材にするとだいたいこのジャンルとなる。このジャンルは「精通しているスタッフが必要」「ストーリーにノウハウを仕込むという制限が発生するため作家を選ぶ」という問題点があるが、クリアできれば比較的ヒットを生みやすい。氏の作品は、このジャンルではいまもっともホットで読者を選ばず読む楽しみを与えるものであろう。

TV「るろうに剣心」・・・よーやく「充電完了」な感じの「斎藤一編」の始まり。原作単行本7巻・・・これ一冊だけでひとつの物語として成立でき、かつ作画も作話もいちばんノリのいい部分(*1)だけに、ハンパなアニメ化を許したくないところであったが、非常に満足のいくデキ。大胆な色の使い方やネガ反転の効果などに独特のセンスを感じる。せっかく映像クオリティは「現行TVアニメNo.1」なのだから、毎回これくらいの作画クオリティを保ってほしいものである。

(*1) 最近は少々疲れが見える・・・気がする^^;。

1996/10/29
町田警察署まで免許証の受け取りに行く。詳細は聞けなかった。つまんねーの^^;。

帰ってからは「29日発売コンピュータ雑誌」の読みに入る。「ASCII DOS/V ISSUE」と「InsideWindows」といったところ。これを読んでいるだけで3時間は過ぎてしまう・・・ので、読み終わる頃にはもう日が沈みかけていたりする^^;。

その後は昨日受けたバグ報告のバグ修正。ひとつとんでもないバグが見つかって・・・「なんでこれで動いていたんだろー?」・・・よくあることだが、恐いもんである^^;。

未定義といえば、"illegal"命令。せっかくモトローラが正式に定めた「未定義命令」なんですから、フルに使ってやりましょー^^。なお・・・いくつかの場所にこの命令を仕込むときは、うしろに"dc.w n"(nは適宜変更)などと追加してやるとすぐ判別できて便利。

自作ソフトへの反応・・・わしは「作っちまったから使いたい奴ぁ使ってくれ」なだけで、「反応なんかなくてもいい」と思うことにしている。もちろんあると嬉しいし、感謝するんだけど。しかし、「タダ」のフリーウェアの反応もせん奴が「有料」のシェアウェアの送金なんかするんでしょーかね? 実際、安易にシェアウェア化している奴らにどれくらい送金されているか、知りたい気はする。

「スウィート▽ホーム(2)」(西野つぐみ)・・・「▽」は白抜きハートマーク。これ以前は「ライトHラブコメ」がウリだったが、この作品で一皮むけそう。「ストレートな『好き』の伝達」がデビュー時からの一貫したテーマのようだが、本作品で周辺のストーリーテリングが鍛えられてきているようにみえる。同じ平塚在住(らしい)というのも応援したい要因^^。しかし今回はいつもの「スタッフ紹介」「アンケート」がない・・・どーしたんだろーか。

TV「機動戦艦ナデシコ」・・・今回はいつも以上のボリュームを感じたすばらしい回だった。なんか独特のメッセージくささが見える・・・と思ったら首藤剛志脚本。「モモ」以来お気に入りの人である^^。同じシーンの複数回利用による「効果」(*1)に好感を受ける。ルリの淡々とした喋りっぷりは絶好調。

(*1) 今回は以下の2種類。あと、「日誌的効果」も狙っているであろう。

1996/10/28
朝っぱらから床屋。生まれてから今まで生やした髪の半分以上を刈ってもらっているなじみの店。ここが使えなくなったら、わしにとっては大ダメージかもしれず^^;。

その足で仕事・・・の前に町田のアニメイトに予約したLDを取りに行く。これが本日の波乱の始まり・・・。

あちこち店を廻り、昼飯を済ませ、小田急に乗ろうとしたとき、かばんのチャックが開いていることに気がつく。発車した車両内で中を確かめて呆然・・・。
運転免許証がねーぞ・・・。
・・・アニメイトでは、買い物をするとカードにスタンプを押してくれる。これが貯まると、1000円分の買い物に使えるのだ。LDを買うのにこれを使ったのだが、これを使うには店員に身分証明を行なわなければならないのだ。で、免許証を提示したんだが、このあとどこかで落としてしまったらしい。

そのまま仕事先でいろいろ打ち合わせをした・・・つもりだが、実際は免許証のことがぐるぐる回っていてうわの空。早々に引き上げて町田へ戻り、アニメイトをはじめ立ち寄った各店にお願いをして回る。

で、とりあえず家へ戻る。今日は連絡待ちで、免許遺失の手続きは明日まで待つことにして日々の作業を行なう・・・。

・・・作業を止めたのは1本の電話。どっかで見つかったかな・・・と電話に出ると、町田警察署。どーやら店でない場所で落としたらしい。詳細は明日取りに行ったときに聞くことになるだろう。とりあえず安堵。

でも、なくしたものが免許証という「いくらでも複製のきくもので」でよかった。「本人以外が持つメリットがない」「確実に持ち主が分かる」という、
なくしても実はまったく問題のなく、
かつ見つかりやすいもの
なんだよな、運転免許証は。

やっぱり重いですよね。「1年待たせてこれかよぉ」って感じ。もしかして、これを直す人を探すために1年費やして、結局見つからなかったんじゃないでしょーか(笑)。

「かしましハウス(3)」(秋月りす)・・・実はあまり「通常の4コマ」(*1)は読まない。積極的に読んでいるのは秋月氏の作品くらいである。この3巻は元原稿が全部カラー。倍付けでいーからフルカラー版も出してくれるといーのに。四姉妹では「みづえ」のセンスが好きかなぁ。

OVA「ふしぎ遊戯(1)」・・・TV版のメインスタッフが創るOVA。TV版では、メインスタッフ以外が作るとえっらく作画が崩れるものが多かったが、今回はそうならないことを祈りたい。ストーリーはオリジナル、原作の第2部とはまったく関係ない。感想は全巻見終わってからにしたい・・・。

(*1) 「ペケ」「そんな奴ァいねえ!!」「サディスティック・19」あたりは読んでいる・・・偏ってるなぁ^^;。

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1996/10/27
朝からお出かけ。神田神保町の「古本まつり」と、秋葉原でNeptune-Xのパーツ買い出しが目的。もっとも、パーツ収集・製作はわしでなくCAT-Kを頼りにするのだが。今回はあと2人の友人を含め、計4名で出陣。

ここ何年か連続で行っている「古本まつり」。とはいえ、最近は収納や読む時間の問題で、以前ほど「買ってまで読む」欲求はわいてこないのが残念ではある。今回もあちこちふらついたあげく、買ったのは古本でない「全国地酒専門主販店名鑑」(株式会社フルネット、¥2,500)だけであった。

お茶の水の「肉の万世」で昼食後、アキバで買い物開始。アキバで「複数人でそれぞれの欲望を満たすためにいっしょに複数の店を回る」のは効率が悪いので、まず集合場所と時間を設定して解散し、個々の欲求を済ませてから「全員で回る場所」を攻める・・・という方法をとっている。わしの購入品はソフマップで230MB MO×5と、HiSATURN用パッド。これでサターンパッドは「灰サタ」「白サタ」「ハイサタ」の3種類、計3本。あと「Vサタ」があればバッチリでしょー(笑)。

1時間で集合。CAT-Kの報告によると、Neptune-Xのパーツ購入で一番困難と思われた「X68用ユニバーサル基盤」はなんと1件めの店でゲット、パーツもひととーりゲット(*1)して残りはLANボードだけとのこと。とりあえず全員の個々の目的は果たされたとゆーことで、全員で周回に入る。PC/ATパーツショップとコンシューマゲームショップ巡りがメインである。この巡回で、CAT-KはLANボード(ELECOMのLD-NE20)を、わしは106キーボード(*2)をゲット。あとテンゲンコレクターの友人がMDのソフトを2本(*3)ほどゲット。7千円台の28800モデムとか、VIRGE4MBが12,000円とか、なかなか魅力的な品物も見かけたが・・・今必要じゃないし・・・^^;。

アキバ巡回を終了、厚木まで帰って「白札屋」で呑み。アキバ帰りはどこぞで呑むのがお約束である^^。店を出てそのままゲーセンへ・・・みんなで「ダイナマイト刑事」を「銀の力」(*4)でクリアして楽しむ。早くサターンで遊びたいものである・・・。

(*1) 製作が終わった暁には、CAT-KがWebページを作ることでしょう。詳細はそれまでお待ちくださいませ。

(*2) 実は5つめ。すべて機械式クリック付き。本当は「機械式クリックなし」(X68030のキーボードが理想)が欲しいのだが・・・ないので腹いせ(!?)にいろいろな「機械式クリック付き」キーボードの収集に走りつつある。現在主流の「ゴムパッド接点式」キーボードは指になじまず却下。しかし、PC-8001を最初としてFM-8/7、PC-8801、X1、X68000、RA/DAころまでのPC-9801と続いてきた「機械式クリックなし」は現代ではもうウケないのでしょうか・・・うぅ^^;。

(*3) 「ランパート」と・・・なんだったっけ?

(*4) 「金をつぎ込みまくる」こと。原典は「ベラボーマン」であることは言うまでもない・・・^^。

1996/10/26
家の掃除機がそろそろくたばり気味・・・10年以上使っているから無理もない。ということであちこち見てまわってみたのだが、今はもう着脱フィルター式しかないんですね。あれじゃゴミ捨て時のコストがばかにならないし、フィルターそのものも各社で互換性がないみたいだし・・・ということで、しばらくフィルター市場を見てから機種を決めようと思う。

NHK教育で「未来潮流 “偶然性の時代に生きる”〜ギャンブル人間学」を見る。「現代人には偶然を読む機会が減ってきている。偶然をとらえるということはギャンブルと同じなのではないか」・・・というテーマのようだ。森毅や桜井章一(*1)のインタビューに大いに感心を持つ。わしのような「フリー稼業」は、サラリーマンなんぞに比べれば、
普段の生活がギャンブル
なわけで、こういうテーマは日常つねに考えていることでもある。「選挙でくじ引き制」(*2)とか、「運動会で順位をなくすことへの危惧」(*3)などについても語っていたが、わしも賛成である。

あぁ、了解。わしの場合、「入力処理」でやっていることは「パッドのセンスとキーリピート処理」だけで、それに伴うその他の処理はまったくやっていません。だから、「移動」を止めても「入力」をやめることはない、というわけです。

30FPS/60FPS狭間の問題・・・こればっかりは防ぎようがないです。ひとつカウンタを用意して、「一度30FPSに落ちたら数秒間は60FPSにならない」ようにしてゴマかすなどの方法はありますが・・・。

そ、そーなんですか? わしは長年この世界にいるつもりですが、「ゲームプログラミングとはいえデバッガは多用」・・・というよりは「まずデバッガで調べる」です。X68でもデバッガだけで「VSYNC割り込み中とOPM・MIDI割り込みがかかりまくる中でのサウンドドライバのデバッグ」をこなしてましたが・・・^^;。

「新 水色時代(1)」(やぶうち優)・・・「続編」ではない。成人して「小説家」の夢を果たした優子が記す「自分をもとにした物語」ということである。「旧水」(作者推奨の略称)では、「作者の伝えたいテーマ」を個々の作品にしていたが、「新水」では「各キャラクターの気持ちをストーリーに綴る」というオーソドックスな形をとっていて、かえって新鮮に見える。

「I LOVE YOU(5)」(高瀬由香)・・・作品が終わるまでずっとすっきりしない、泥沼化する青春恋愛メロドラマの代表的作者だろう。本作品もいろいろな指向を採り入れつつそのパターン。とにかく登場人物がよく泣く・・・というより「泣かないと動かない」ような気さえしてくる。

「監察医SAYOKO(2)」(安富高史)・・・法学医(解剖学)とプロファイリングを組み合わせたサスペンスドラマ。作品の性格上、かなりエグい描写(死体など)が多いので軽く立ち読みしよーなんて人はちょっと注意。わしには正確な知識体系がないので検証はできないが、それぞれの専門分野についてはよく調べられているように見える。ストーリーと専門分野ネタの組み合わせにも成功している。少年誌の推理モノにヌルさを感じるなら一読を。

(*1) 麻雀業界で「20年間無敗」の伝説を持つ麻雀打ち。「雀鬼会」の名はその筋では有名。わしは「近代麻雀」シリーズで知る。そーいえば、この雑誌で入江紀子にハマった(めとろガール)んだっけ^^。

(*2) 選挙でまず立候補者の「くじの当選率」を決め、つぎにくじ引きで選出する・・・というもの。「誰がやっても大して差がないもので、多数決は重視したいがそれだけで決定したくない」場合にはうってつけの方法だろう。今回の選挙ってまさにそんな感じだったし。

(*3) こういうことを言い出すバカ者は「試験」で我が子に「いい順位」を取らせたがる親なんじゃないだろーか。だいたい、「運動会での負け」なんて、これからの人生での「負け方の練習」にはもってこいだと思うんだが(番組でも同じことを言っていた)。

1996/10/25
実は今日はSFCゲーム「タワードリーム」(アスキー)のために空けてある日。9:30AMに起きてそのまま買い出しに。何事もなくゲットし、ついでにCD屋や本屋を一周して帰る。

帰ってまず「アフタヌーン」の読みに入る。1000ページもあると、それなりの時間と気合が必要^^;。今月の(レギュラー以外の)お気に入りはゲスト「プラットホーム」(遠藤浩樹)、新連載第2回「ハヤ子サケ道を行く」(玉川敏秀)、「栄光館殺人事件(*1)」(小川幸辰)あたり。

で、「タワードリーム」をプレイ。ファーストインプレッションを箇条書きで。

なお、ルールとしての「ゲーム」についてはしばらくやり込んでからまた書く。

毎回入力を見る必要ですか? 実はあるんです。毎回見ておき、移動処理をしてしまうことで、「移動の処理落ちを考えなくていい」ことになります。フライトシミュレータなんかで、「表示が何FPSだろうが360度旋回にかかる実時間が常に一定」・・・というような処理が簡単に実現できます。

(*1) 犯人は律子と貴志の共犯、密室トリックは「殺害後まず律子が室内に残る。翌朝『登校日』と偽って外へ出た貴志を律子が部屋の窓から入れる。貴志は律子を窓から出し、鍵をかけて室内のどこぞに隠れる。この状態で死体発見、あとは時期を見計らって貴志が部屋を出る」ということでどーでしょ。

1996/10/24
またまた昨日に続いて、全体的な見直しと修正。バックアップ処理機能を追加。そろそろ風邪は直った模様。

オリックス優勝。わしのまわりはアンチGが多いんで、このほうが安泰でよい^^;。

ファイルをGetしたまま忘れていた、WZのアップデートを行なう。あぁ、キーボードマクロのバグが取れている・・・嬉しい^^。ついでにmillenniumドライバのアップデートも行なう。

1/60秒への挑戦ですか。その「一部の処理系(たぶんアレでしょう)」では、多くの場合座標演算処理よりも描画処理のほうが時間を食います(頂点が数千個になるとさすがに座標演算もツラいが)。「低級ライブラリ」もそれほど万能でなく、実際のところ役に立つのは「Gs*()で詰めないプリミティブをOTに積む」ための機能くらいじゃないかと(座標演算の高速化には要アセンブラ)。VSYNC割り込み関数が実装された環境であれば、
int 移動禁止;
main() {
	VSYNC割り込み先設定(vsynccallback);
	do {
		移動禁止=1;
		移動結果を表示に反映させる処理();
		移動禁止=0;
		座標演算処理();
		描画処理終了待ち();
		VSYNC待ち();
		ダブルバッファ切り替え();
		描画処理開始();
	} while (!0);
}

vsynccallback() {
	入力処理();
	if ( !移動禁止 ) {
		移動処理();
		当たり判定処理など();
	}
}
などとすると、入力と移動は常に1/60秒、画像出力は描画(あるいは座標演算)速度追随というカッチョいいことができます。海外の3Dシミュレータ系ではとっくの昔に行われているはず。

「魔物ハンター妖子」(宮尾岳)・・・「七味撫子うのん」「みらくる姫ジュビリィ」から一転してシリアス、悲しみの中の優しさをもつ作品。OVA版は見てないのでそっち方面は知らず。

TV「水色時代」・・・しばらくTVオリジナルが続く。卒業付近までもうあまり原作ストックはないことだし、作話スタッフの力量の見せどころでもある。今回のストーリーは「タカ子が将来の夢を現実化させるための第一歩を踏み出す話」。作品のデキは上々、この脚本でやぶうち優が描くとどうなるかを考えてみたくなる・・・さすが荒川稔久脚本。そういえば、その昔どこぞで「夢をかなえるには?」という質問にわしはこう答えたことがある。
「好きでできること」
「好きでなくてもできること」
「できつづけること」
この3つが果たせる夢なら、かなえられる

こう書くとクサいが、きっと正しいはずだ。少なくとも、わしは小学校時代の夢をいま現実化できている。

1996/10/23
昨日に続いて、今度はイメージ配置エディタの直し。しかしまだ体が本調子でない・・・。

自分のクルマのタコメーター「77777km」を見逃す。がっでーーーーーーむ。指定キロ数になると教えてくれるようなタコメーターって、どっかにないですかねぇ(笑)。そーいえば、このHPの「7777アクセス」は誰がGetしたんでしょーか。

日々の日記にリンク・・・[わっちりんく(す)]の何人かはやっているようですから、まーいーのでは。問題は「いつリンクが張られたかがわからない」ことか・・・そういう意味では会議室のほうがありがたいですが、お好きに選んでくださいませ。

「轟世剣ダイ・ソード(6)」(長谷川裕一)・・・最近、彼や新谷かおるなどの作品で「アシスタントによる、タッチの違いすぎる顔が連なるモブシーン」があるが、わしはこれが大っ嫌いで。モブなんざ「頭数さえあればいい」ものかもしれないが、タッチくらいはマネしてほしいと思う。それともそんなに人材難なんだろーか。

「GUN SMITH CATS(7)」(園田健一)・・・これくらいの質とページ数と供給頻度(月刊)だと、わしは「前回の内容を覚えられない」状態。単行本で読み直すのにちょーどよい忘れっぷりかも^^;。

「そんな奴ァいねえ!!(2)」(駒井悠)・・・絵は奇麗じゃないし、ギャグはベタベタだし。でも好きで好きで、友人に布教までしてしまったくらい。そろそろまた「カザフスタン」が読みたい頃。

「ディスコミュニケーション(9)」(植芝理一)・・・見た目の話は「冥界編」とはまったく異なっているが、テーマはきっと同じ。「冥界編」で扱った「宗教めいたこと」も、今回の「女装」「女体落書き」も、「人間の精神世界をサブカルチャーを通じて描く」ということでは括れるのだ。

「ああっ女神さまっ 小っちゃいって事は便利だねっ」(藤島康介)・・・アフタヌーンでオマケ連載されていた4コマ作品群。新書サイズのハードカバーなんで探すヒトは注意。「あの作品数でどーやって本作るんだろう」と思っていたら、カラーイラスト10枚以上追加しーの、I18N(*1)しーのでなかなか。ハードカバー化、高価格化もいい意味での「プレミア化」に成功しているんじゃないだろうか。

(*1) Internationalization「国際化」。全作品を英訳してあります。

1996/10/22
案の定、風邪気味・・・あんな生活してりゃとーぜんか。昼間はゆっくり寝ていることにする。夜から起きだしてマップエディタの修正。事実上時間のかかるパッチ作業だけなんで、のーみそコネコネすることもなく終了。

なんかMOのファンが異常音をたてている・・・明日あたり分解掃除でもしよーか。

「刑事ハリアー」に反応した同士。限りなくバカだけど、そのへんがイイっす。もちろん「ダイナマイト刑事」のSS移植に期待^^。

OKです。ただし「PS開発用機材を正しく使用して焼いたCD-R」での話です。「ゲームラボ」あたりで興味を持った程度の読者はこれについて質問してこないこと。最近fjでなんか盛り上がってますし^^;。

TV「機動戦艦ナデシコ」・・・ハマっちまったかなぁ・・・待ち望んだうえに楽しんでしまっている・・・^^;。

「平成よっぱらい研究所」(二ノ宮知子)・・・「酒を呑んでもこーなるな」という反面教師なギャグ作品。西原理恵子のまんがに通じるものを感じる^^;。

あと「“LOVe”(15)」(石渡治)・「ベルエポック(6)」(逢坂みえこ)あたりを購入。

1996/10/21
結局昨日は体力の限界のもとに諦めて寝てしまった・・・。3日間まともに寝てなきゃとーぜんだよなぁ・・・。

多少暗い気分で仕事先へ。で、ダメモトとばかりにCD-Rを差し込むと、
起動するじゃ〜ん。
昨晩の苦労はなんだったんだ。・・・いろいろ調査した結果、「開発用CD-Rはデバッグステーション(通称青PS)と初期型PSでしか動作しない」ことが判明。ウチの黒PSでは起動しない模様。どうやら、第二世代以降のPSは海賊版CD-ROM対策が強化されているためらしい。

「Jドリーム飛翔編(3)」(塀内夏子)・・・「プロフェッショナル」としてのサッカーを描く逸品。「鷹」の所業をのぞけば、これまでのマンガ的手法によらないスポーツの表現が見事。作品のテーマそのものは「飛翔編」になる前の前半で語り終えているという(*1)が、それでもまだ目は離せず。

「じゃじゃ馬グルーミン★UP!(8)」(ゆうきまさみ)・・・「馬まんが」というよりは「馬をとりまく人たちのドラマを描いたまんが」。わし自身は競馬ファンでも馬ファンでも馬ゲームファンでもないのに、妙なまでのリアリティを感じる。いったい、どこから来るんだろう。

(*1)読売新聞夕刊の「スポーツ漫画今昔」というコーナーのインタビューにて本人談。

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1996/10/20
・・・うぅ、寝足りん・・・眠い目こすりつつ待ち合わせ。東京タワー下で行われる「廃盤CD市」に行くためである。

ついでだから「辛ミシュラン紹介店に行こー」とばかりに赤坂見附の「モティ」で昼飯。まぁ旨いことは旨いが、それだけ。高いし^^;。

で、本番のCD市。市価の3割・・・という甘言に誘われつつずいぶん買ってしまった。目玉は「THAT'S ATARI MUSIC 1・2」「スナッチャージョイントディスク」あたりかな。

会場を出てタワーを見上げ、「上ったことある?」「な〜い」・・・なんと自分も含め誰も上ったことがないのに気づく。そしてそのままタワーへ侵入。自販機の横を調べたり(*1)、「男3人で上にいても異次元行ったりしねーぞ」(*2)などとバカやりつつけっこう楽しむ。

帰り道に横浜でハンズへ寄り道。いつものごとく上から流し見。今回は地下の書籍コーナーでみんなしてハマる。

そのまま横浜で夕飯食って帰宅。あちこち疲れた体を自室まで運ぶと留守電。
「CD-R上がったぁ?」
そーいえば起動チェックしてねーな・・・でテスト、
起動しねーよ
・・・そのまま修正に入る。疲れてるのにぃ・・・。

(*1)(*2)ともに「レイアース」ネタ。(*1)はセガサターン用ゲームの最初のシーンでお試しください。

1996/10/19
0:00PMまで決戦、・・・△30の負け、その内睡眠約3時間。眠いぞ〜〜〜〜〜〜っ!

その眠い目をこすりつつ、昨日組んだ機材でCD-Rの焼き込みに励む・・・よーやくそれらしきものができたのは9:00PMころ。あぁ、やっとゆっくり眠れる・・・でも昨日からの購入本を読まないと・・・でもやっぱ寝る・・・おやすみ・・・。

1996/10/18
結局昨日寝たのは8:00AM、足りなかった機材「LANシステム」を買いに出たのは11:00AM。ね、眠い・・・^;。帰って、システム組んで、必要なソフトウェアをインストールし終わったのが7:00PM・・・はぁ^^;。

その後は先月から予定を組んであった「麻雀大会」。もちろん徹マン・・・ちょっと寝足りないが・・・いってきま〜す。

1996/10/17
「プレゼン版」システムを提出。これでひとまず一段落・・・と思ったら落とし穴が待っていた。「じゃ、これCD-Rに焼いておいてね。(CD-ROMエミュレータとCD-Rライタを運んで来て)これ機材だから」。
今日もらった機材で
月曜までに焼けっちゅーか!?
ここで解説。業務用PSの開発形態は大きく分けて4段階ある。

  1. ターゲットボードのみのオンメモリ開発システム。

  2. ターゲットボード+ホストPCファイルシステム。

  3. ターゲットボード+CD-ROMエミュレータシステム。

  4. ターゲットボード+CD-Rライタ+CD-ROMドライブ。

いままでは機材がないので1.・2.しかできなかったわけだが、ここへきて4.をやらなければいけなくなったわけ。2.と3.・4.の大きな違いは「ファイルを読み込む方法が異なること」。つまりファイルシステムの構築方法がまったく変わってくるのだ。これだけでも面倒なのに、3.や4.で新たに使用する機材のセッティングやツールの使用方法を理解する必要があるのだ。幸い、ファイルシステムの問題は最初から対策済みだったので簡単な検証だけで移植完了。エミュレータシステムの動作まで確認したところでとりあえず終了。CD-Rライタを接続するためのパーツが足りないのだ^^;。

そういえばこの機材のセッティング中、物をどかそうとして落下、ACコンセントに刺さっていた「三つ又」に直撃し、三つ又は壊れて家中停電というハメに陥る。落下物には気をつけましょう。

TV「水色時代」・・・今回はTVオリジナル。いかにもありそうなパターンで実は一度もなかった「水色な時代を回想する話」。わしらの世代が見ていると、その時点ですでにわしらは「水色な時代を回想している」もんだが、こういう話だとそういうことは逆にないかも。曲が新EDのバリエーションで構成されていたのが印象的。タカ子が読む次回予告はちょっと以外だった^^。

TV「赤ちゃんと僕」・・・けっこうあるようであまりない「バカ話」。でも原作に比べると多少印象的に魅せる味付けがされている。しっかしドハマり役ですな、かないみか嬢の一加ちゃん役。

1996/10/16
「プレゼン版」システムのセレクトウィンドウを修正。企画書の読み違えで異なものを作ってしまったらしい^^。わしが作ったのはごく普通の(Winのドロップダウンリストなんかと同じ)だが、企画書では「カーソルはセンター固定で、スクリーンが上下スクロールする」タイプだった。どっちが使いやすいものだろーか。小1時間で完成、余った時間でサウンドまわりの検証をちょこちょこと行なう。

こぺる氏の日記「でべろマガジン」ネタで相互リンク。ゲームに限らず多くの「作品」(最近はcontentsとか言うらしい)って、「監督」と、監督の考えを「形にする人手」と、「制作環境」さえあればどーにかできてしまうもんなんです。映像とか音楽とかの制作者は、「制作環境」であるカメラだの楽器だのを創ることは普通ありません。が、ゲームの制作者はまず「制作環境」である開発ツールを創らなければなりません。開発ツールは一般化されていません(*1)し、普通は他から導入することもできない(*2)からです。カメラや楽器を創るひとが「職人」であるように、開発ツールを創るひとは「職人」です。この「職人」の技量が、「監督」の思考の範囲を拡げ、「人手」の効率と能力を上げ、結果できあがる「作品」のデキを左右します。そんな「職人」を「プロ」と書いたのです。

(*1)「Director」なんかはある意味「一般化されたゲーム作成ツール」ととれるかもしれない。

(*2)エロゲーなんかだと開発会社は違うのに同じ開発ツールを使っているところも多々あるようで・・・こうなるとゲームも映像や音楽と差のない作り方ができますな^^;・・・だから短期間低コストで量産できるんですな^^;。

1996/10/15
一日かけてディスク内の掃除とバックアップ。バックアップMO3枚分を保存。

SPICEのV1.03Aを登録。全ファイル更新してあるが、事実上の変更点はSMIファイルとドキュメントだけ。

TV「機動戦艦ナデシコ」・・・やっぱり化けつつあるかもしれない。面白いわコレ。

「ないしょのプリンセス(3)」(水沢めぐみ)・・・「低年齢向け恋愛少女まんが(*1)」。定番の「ふたりがひとりを好きになる」パターンになっているが、それほど泥沼にみえない(*2)あたりは作者の持ち味か。

「君しかいらない(1)」(吉住渉)・・・「低年齢向け少女まんが誌」で「低年齢向け」でない設定で作ろうとしているものの、結局絵柄と構成が「低年齢向け」止まりなところにチグハグさというか「子どもの背伸び」を感じる。前作「ママレード・ボーイ」でもそんなところがみえる。「背伸びしようとしている低年齢少女」にピッタリということだろうか。

(*1)少女まんがは現在「14歳以下向け」「17歳以下向け」「18歳以上向け」くらいのカテゴリーに分けられると思う。それぞれ「低・中・高年齢向け」と定義しておく。集英社だと「りぼん」「マーガレット」「ヤングユー・ぶーけ」くらいの分類。

(*2)「DOKI▼DOKI」(高瀬由香)なんかは少々ウンザリした記憶がある^^;。

1996/10/14
昨日までの成果を仕事先へ持ち込む。「プレゼン版」のシステム作成はこれでほぼ終わり、あとはデータの差し込みのみである。

TV「おいしい関係」をちょっとだけ見る。この時間はTVK「新車情報」を見ていることや、原作との差から(*1)、以後は見る気なし。

TV「SMAP×SMAP」を見る。今までの名珍場面集だが、ずっと笑いっぱなし。ちなみに・・・わしのSMAP暦は「姫ちゃんのリボン」「赤ずきんチャチャ」「CXの深夜番組(名前失念)」程度^^;。

ワースタEX、昨日からリーグ戦を開始した。日ハムで今日まで7試合。1勝6敗・・・COM戦はぜんぜんやってなかったのでまだ辛い・・・^^;。

(*1)原作と違うのが「許せない」から見ないのではない。この話で、「実写ドラマで原作と同じストーリー進行」したらかえって「許せない」かも。

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1996/10/13
「今日は仕事」と書いたものの、実際は必要な作業は昨日のうちにほとんど済んじゃってたんで、ほぼ一日フリー状態。なんかずっとワースタEXやってた気がする・・・^^;。

いもーとが出家・・・じゃなく家出・・・じゃなくて家を出た。今までも事実上「家を出ている」状態だったのに白黒つけた格好。せーぜーがんばってこいっ!

エスビー食品の菓子「鈴木くん」「佐藤くん」をコンビニにて発見。復刻してたんかぁ・・・懐かしい。

1996/10/12
昨日一昨日の所業のため、今日明日と仕事。セレクトウィンドウとマップチェンジ処理完成。

TV「逮捕しちゃうぞ」・・・ズルぶっとばし(*1)第2弾。やっぱずばぬけていーよ^^;。

TV「あずきちゃん」・・・BS見るのは大変なんで地上波。作品そのものと「作品を見て照れている自分」の両方を楽しむ・・・ちょいと危ないか^^;。でも、こういう作品を楽しむ「二十歳超えた男性」ってみんな(*2)こういう楽しみかたをしているんじゃないかと思う・・・。

(*1)OVA版放映。

(*2)鬼畜な奴除く^^;。

1996/10/11
昼間は仕事で夜から友人と呑み・・・のはずだったが、昼間から会うことに。そのまま夜まで遊び回っていたので結局仕事せず。

TV「こどものおもちゃ」・・・「原作食いつぶしてからつまらん」という声がけっこうあるようだが、わしはそーでもない。むしろ「今までに決まった設定からどう話を練り上げるか」に挑戦している様が見えておもしろいっす。

TV「魔法少女プリティサミー」・・・先週より今週のほうがデキいーんじゃない? 珍しいこともあるもんだ^^;。

1996/10/10
昼間は仕事。旗日なんかかんけーなし。メッセージウィンドウ完成。

夜は「まんもすらりらりーず」の定例宴会。さがみ野の「びゅうとろ亭」でしこたま呑み食い。

TV「水色時代」・・・なんじゃこりゃ・・・話はいじりすぎて(原作25・26話)原作の厳しさも優しさも半減。5巻P132-137、P141、P152-153あたりのエピソードがかけらもないのに唖然。絵はいーかげんだし、構図は無意味なアップがいやらしく目につく。スタッフロールを見る限りいつものメンツでないようなのでなんとなく納得して済ませることにする。5巻でいちばん好きな話だったのになぁ。そーいえば、北野さん登場のあたりからBGMライブラリが増えてきていますね。そろそろサントラ発売してもいーころだが・・・。

TV「赤ちゃんと僕」・・・しまった、涙腺緩んだ^^;・・・原作と見比べるとずいぶんいじってあるんだけど、上手ないじりっぷり。公治が原作以上に大阪くっさいところとか、直接事故シーンを見せずに効果音と飛ぶ眼鏡と走馬灯だけで表現するところとか、さちこちゃんの亡骸に近づこうとする実に拓也が思わず叫ぶ「…だめーっ!」とか(原作では実は死を認識したいて泣き出すが、TV版スタッフは「実際はあの年では認識は無理で、興味本位で近づいていくはず」と感じたのだろう。で、手を入れた結果生まれた素晴らしい台詞)・・・最後にかぶるED「YOU」のタイミングとイメージもバッチリ。幸せ^^。

「でべろマガジンVol.1」(徳間書店インターメディア、¥980)・・・PCE「でべろ」環境、PS「ネットやろうぜ」、SS「サターンBASIC」と生まれた新しいユーザー向け開発環境をターゲットにした雑誌。 現在唯一残ったユーザー向けプログラム誌「ベーマガ」には「プロを育てる」意識が薄いんで、そういう意識のあるベーマガ読者には一読を薦める。プログラム雑誌だったころの「テクポリ」のセンスの残った編集者がいれば、けっこういけるんじゃないかと思う。今回の目玉は「座談会」でも「開発会社特集」でも「ゲームスクール」でもなく、内藤時浩のスプライトエディタ「DVSSE」だろう。実のところ、開発会社が慢性的に欲しているのは「開発環境を作れる人間」。極論をいえば、ゲームの制作なんざ「ちょっとかじれば誰でもできる」が、開発環境の制作はそれよりはるかに膨大な知識と能力が必要なのだ。DQでもFFでも「シナリオスクリプト」や「グラフィック」なんぞは監督さえしっかりしていれば残りはバイトで十分だが、「シナリオスクリプトドライバ」「グラフィックドライバ」などのシステム部や「シナリオスクリプトの形態」「グラフィックフォーマット」などのデータ構造部、「シナリオスクリプトコンパイラ」や「グラフィックエディタやコンバータ」などのデータ作成環境の制作にはプロが必要なのだ。そんなプロが持つ片鱗を、「DVSSE」はみせてくれる。残念なのはソースが未掲載(「SUPER PCエンジンファンDELUXE」にCD-ROMで収録予定)なことだが・・・。

1996/10/09
昨日と同じくずーっと仕事。今日やった「仕事以外のこと」って、おとーととのワースタEX(2敗)くらいで・・・でも、かけた時間のわりに成果はメッセージウィンドウの表示だけ・・・うぅ^^;。

SPICEのバグレポートが届く。XGシステム用ファイルの大バグの報告。XGってエクスクルーシブにチェックサムいらなかったのね^^;。

1996/10/08
ずーっと仕事。朝5時(10/08の29時)まで仕事でした・・・うぅ^^;。でもよーやくコマンドウィンドウを表示。

WindowsNT4.0ベータのテスターに参加希望を出す。とっととWin95なんぞからは離れたいのだが・・・^^;。

hagi氏からメール。昨日HPを覗いて、黒PSの元気な開発ぶりに感心して、応援のつもりでmailtoボタンを押したものの返答。こちらも正式にメールで返信を行なう。

TV「機動戦艦ナデシコ」・・・いい意味でバカやってますな・・・けっこー化けるかも。

TV「ナニワ金融道」・・・君塚良一脚本でSMAP中居君がやるとオシャレになるねぇ。原作の泥臭さをうまく消化していて楽しめる。

1996/10/07
原稿を上げに電波へ。明日発売の今月号を開くといきなり「MasterFile Online」の紹介。少々のびっくりとともに応援。

SCEIからメール。「ネットやろうぜ」メンバー全員に「LightWave3D for PS」配布だそーで。ふとっぱらとゆーか、とーぜんとゆーか・・・(今まではポリゴンエディタどころかイメージエディタさえ付属してなかった)。わしはモデリングはやらないし、やろーと思えば「仕事用の機材を使い回せる(でも使ってるヒマないです^^;)」んで大して興味ないですけど。

「彼方から(7)」(ひかわきょうこ)・・・展開が遅いんで前巻の内容を忘れていた・・・わりには楽しい。とはいえ、わしにとってはこういうファンタジー作品は「完結」してくれないと読みにくいかな。

「理由は彼女にきいてくれ」(森生まさみ)・・・TVの2時間ドラマを見ているかのように流れるストーリーがウリ。今回は本人曰く「ハーレクイン」(さすがにハーレクインは読んだことがないので検証不可)。「少々オトナの甘いハッピー恋愛・コメディ風味」をさらっと読ませてくれる。

「子供達をせめないで(1)」(新井理恵)・・・「耽美系堕天使な睦月と無垢な天使菜摘」の表紙にかかる帯にあるアオリ文句。

「新井理恵初の長編ラブストーリー」
「藤森睦月、高校2年生。島崎菜摘、小学4年生。
…(中略)…
年齢差も周囲の声も、真実の愛には関係ない…。禁断のセンシティブ・ロマンス」


・・・この組み合わせは「退廃的で背徳的な恋愛物」を想像させる・・・が、これは計算ずくの皮肉なのかもしれない。実際のところ、1巻からみえるテーマは「自分の存在と居場所を見失った人間(睦月)に捧げられる(菜摘の)人間愛」。「×(ペケ)」にちらほらと見え隠れしていた(というかギャグに仕立てて皮肉っていた)氏の想いのひとつがようやく作品となって見えた気がする。オウムとエヴァで受け入れの土壌が拡がったせいか、最近この手の「自分を再発見する」テーマの作品が多い気がする(あるいは自分がより深く考えるようになっただけかもしれない)・・・が、以後期待。

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1996/10/06
友人が2名ほど来る・・・はずなんだが来ない。両名で待ち合わせて来る予定だったのだが、待ち合わせに失敗したらしく双方から電話が来る。しょーがねーなとばかりに迎えに行くが、いっこうに現れない。 よーだ。
わしまで失敗!?
・・・と思ったら両名揃って参上。わしが出た直後に合流したそーな。がっでーむ。

そのあとはずーっと「ときメモ対戦ぱずるだま」。我が家ではこの手のゲームは通常「負け抜き戦」(勝つまで抜けられない)のはずが今日は「勝ち抜き」。結局ウチを出るまでずっとやっていた・・・^^;。

夕飯に新装開店のラーメン屋に行くが、
大外れ。
早々に切り上げて口直しにファミレスへ。あれをラーメンと定義するならわしゃもうラーメン食わん。

1996/10/05
昼まで寝り。午後はCAT-Kを拾って帰ってくるとTVとゲームで一日終わり。自堕落・・・^^;。

それにしても許せんのはフジテレビの「特別野球中継」。こちとら「ターミネーター2」のつもりがいきなりの野球画面に唖然。
視聴者側の都合を考えない
野球中継なんか嫌いだぁ!!
・・・って輩が10万人くらいはいたに違いない^^;。

「T2」は何度も友人宅でLDで見てるんだが、今回もやはり見てしまう。友人のは字幕版なんで、吹き替えの声に多少の違和感を感じてしまった。台詞も日本語になるとなんか違和感。

TV「逮捕しちゃうぞ」・・・さすがOVA版そのまま。問題は来月(OVA版消化後)からですな。

1996/10/04
BBSの質問がもとで、ブレゼンハムアルゴリズムの再検証を行なう。普通はラインの描画に使われるアルゴリズムだが、同じ考えで「自由拡大縮小」ができるのはご存じの通り。ずいぶん昔から知っていて無意識に使っていたのだが、質問に答えようとして自分のソースを見て気がついた・・・。
ラインと拡大縮小ではアルゴリズムが一部違う
どちらも「nstartからnendへの変化をnstep段階に区切る」というコンセプトだが、過程が微妙に異なるのだ。ラインのときのだとこんな感じ。
line( int nstart, int nend, int nstep ) {
	int i, len, x1, x2, x3;
	nstep--;
	len = abs( nend-nstart );
	x1 = nstart;
	x2 = nend-nstart;
	x2 = ((x2>0) ? 1 : 0)+((x2<0) ? -1 : 0);
	x3 = nstep/2;
	for ( i=0; i<=nstep; i++ ) {
		printf( "step %d : num %d\n", i, x1 );
		x3 -= len;
		while ( x3 < 0 ) x3+=nstep, x1+=x2;
	}
}
これで、X・Y軸をi・x1にとって使う。ふつー教科書で「ブレゼンハム」として載っているのはこれ。
拡大縮小だとこうなるのだ。
zoom( int nstart, int nend, int nstep ) {
	int i, len, x1, x2, x3;
	len = abs( nend-nstart )+1;
	x1 = nstart;
	x2 = nend-nstart;
	x2 = ((x2>0) ? 1 : 0)+((x2<0) ? -1 : 0);
	x3 = nstep;
	if ( nstep > len ) x3-=len/2;
	for ( i=0; i<nstep; i++ ) {
		printf( "step %d : num %d\n", i, x1 );
		x3 -= len;
		while ( x3 <= 0 ) x3+=nstep, x1+=x2;
	}
}
これで、元座標と先座標をi・x1にとって使う。line()との決定的な違いは縮小(nstep<len)のとき。nstart=1, nend=10, nstep=5のとき、line()は1,3,5,8,10だがzoom()は1,3,5,7,9と表示される。つまりline()のアルゴリズムで1/2に縮小をすると形が歪になってしまう。line()は「最終stepでnumはnendへ到達する」アルゴリズムだが、zoom()は「最終stepの次にnumはnendより1だけ大きくなる」アルゴリズムなのだ。

TV「魔法少女プリティサミー」・・・横山智佐嬢と小桜エツ子嬢の組み合わせはナイス(*1)だが、今のところそれだけって感じ。無駄が多いのか30分にしてはやけに話が短くみえるし、絵はあまり奇麗に見えないというか手抜きっぽい(*2)感じがする。

あと「カイジ(2)」(福本伸行)を購入。

(*1) 声優ROMの両氏のバージョンがあったら・・・買うだろーな^^;。

(*2) ストップモーションの多かった「ハーメルン」と比べても顕著にセルをケチっているようにみえる。

1996/10/03
最近仕事先での会議が増えておりまして・・・今日もそう。データ交換などを行なう。

「ゲームプログラマになる本」(CQ出版社、¥2,500)・・・ずっと前から知ってはいたんだが、今日ようやく購入。実際の内容は「さまざまなグラフィック処理ルーチンの作り方」ばっかりで、実際のゲームプログラムに役立つ書籍ではないよーな気が。これだったら日高徹氏などの書籍のほうが「ゲーム作り」には役に立つかも。ここに情報があるっす。

CD-ROM「まるごと水色時代」(インナーブレイン)・・・「まるごと赤ずきんチャチャ」から買っているんだが・・・「意欲は認めるがセンスと技術が追いつかない」のをいつも感じる。今回も然り。スクリーンセーバーは「Director」で書いたセンスのないもの(しかも「お昼寝」以外はスキャナ取り込み減色の汚らしい画像がリソース)だし、画像ライブラリはクオリティに欠ける(壁紙はあまり奇麗でないくせにばかデカいBMP、名場面集は圧縮しすぎのJPEG)し、音楽は安っぽい打ち込みが1曲だけだし、ボイスデータは「声優ROM」に比べるとオモチャ(しかも各キャラごとに「ファイル番号と喋る内容」の対応がとれていない)だし。もうちょっと頑張っていただきたいのだが・・・。今回「Win版とMac版が別」になっているけど、これってビジネス戦略でしょうか。壁紙のBMPをJPEGにするだけで共用できるはずだけどなぁ。

TV「水色時代」・・・高尾、山口(高尾山口?)、南平、狭間、初台、永山(京王永山)、大沢(南大沢)、堀ノ内、烏山(千歳烏山)、上水(桜上水)・・・「登場キャラ名はすべて駅名(*1)、しかも京王線に多い」のは周知のことだが、今回の「名前だけのゲストキャラ」も徹底して京王線・・・よーやるわ^^;。

あと「王様はロバ(5)」(なにわ小吉)を購入。

(*1) こんな感じ。


あと「スタッフをキャラ名に使ったもの」。さすがにこじつけっぽいか^^;。


・・・ここまで書いてからこれこれの存在を思い出す。先人たちに拍手。

1996/10/02
昨日の続き・・・よっしゃ歩いた歩いた。こういう「簡単に目にみえる成果」ってえーやね。

半期に一度のお決まり番組になりつつある「世にも奇妙な物語」を見る。いやー秀作揃い。4話目「すみません、握手してください」と5話目「公園デビュー」の両作がとくに好み。見てすぐわかるユーモア、一段引いて存在する痛烈な批判じみたメッセージ。4話目のラヴェルのボレロを使った演出も感心。

TV「ハーメルンのバイオリン弾き」・・・原作からギャグを取り去って再構成・・・するとこーなるのかな? なかなか斬新な挑戦ではあるが、これはこれで面白そう。中島敦子嬢の絵に、ホルン役の島本須美嬢に、田中公平氏の音楽にくすぐられる私^^;。

1996/10/01
マップビュアーからウォーキング(実際に歩く)プログラムへの拡張開始・・・とか言いながら、実際はそのためのデータ仕様拡張だけで1日費やしてしまう。

TV「セイバーマリオネットJ」「機動戦艦ナデシコ」・・・とりあえず見始める。「セイバー」の「甘いボイスの林原嬢」はひさびさでえぇなぁと思ったくらい。

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[先月へ続く]

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