Last update: Tuesday, 21-Sep-2010 15:17:33 JST
ここでは、我が家における、主にTV放映アニメーション映像をPC/PSP/PLAYSTATION3で再生可能なH.264/AVC化するまでの手順を解説する。
ソフトウェア | 概要 | 導入方法 |
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DVD2AVI 1.77.1
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MPEG2ビデオデコーダ, Demuxer |
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GORRY debugged +1
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MPEGオーディオデコーダ |
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TMPGEnc 4.2.9.206
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ビデオ編集ツール |
※ 4.3以降のバージョンではH.264/AVCファイル作成時に音ずれが発生することがある。
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aviutl 0.98d
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ビデオ編集ツール |
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aviutl_ghost
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AviUtl用 縦線ゴースト除去プラグイン |
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インターレース解除2 0.10α5
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AviUtl用 インターレース解除プラグイン |
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ウェーブレット・ノイズフィルタ
Type-G 0.38 |
AviUtl用 ノイズ低減プラグイン |
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AviUtl設定ファイル群
20070411a |
キー設定と出力プロファイル集 |
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TMPGEnc4.0XPress設定ファイル群
20070411a |
出力テンプレート集 |
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以下のような素材(input.m2p)を準備する。
ハードウェア | MTV2000 |
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ソフトウェア | Canopus Feather |
プロファイル | MP@ML |
解像度 | 720x480 |
映像ビットレート | 5Mbps~15Mbps CBR |
GOPピクチャ枚数 | 15 |
周期 | 3 |
Closed GOP | OFF |
フレーム構成 | IBBP |
ハードウェア | MTV2000 |
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ソフトウェア | Canopus Feather |
音声サンプリングレート | 48KHz |
音声ビットレート | 192~384Kbps |
音声形式 | Layer2 |
音声チャネル | ステレオ |
エンファシス | なし |
プロテクション | OFF |
オリジナル | OFF |
コピーライト | OFF |
DVD2AVIを起動し、「input.m2p」をドラッグ&ドロップする。
iDCTアルゴリズム | 32bit SSE2 MMX |
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フィールド処理 | そのまま |
色空間指定 | YUV 4:2:2 |
YUV->RGB変換 | パソコン色調 |
輝度調整 | (使用しません) |
画像サイズ | (使用しません) |
処理対象トラック | トラック1 |
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音声仕様 | 自動選択 |
ドルビーデジタル | (使用しません) |
MPEGオーディオ | MPAで出力 |
48->44.1KHz変換 | しない |
音量正規化 | (使用しません) |
[ヘルプ]-[VFAPIプラグイン] | ON |
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メインメニューから[ファイル]-[プロジェクトの保存]を選択すると、ファイル名の指定ダイアログが表示される。ここでは「input.m2p」と同じフォルダで「input」を入力する。
ビデオプロジェクトファイルが「input.d2v」で作成され、MPEGオーディオファイルが「input MPA T01 DELAY -66ms.mpa」で作成される。"-66"の部分は異なる値になることがある。
これでDVD2AVIでの作業は終了。アプリケーションを閉じてよい。
「input MPA T01 DELAY -66ms.mpa」を右クリックし、[アプリケーションから開く]-[mpg123_decode]を選択する。
DOSプロンプトが表示され、MPEGオーディオファイルをWAVファイルにデコードする作業が始まる。終了するとDOSプロンプトは閉じ、「input MPA T01 DELAY -66ms.mpa.wav」が作成される。
AviUtlを起動する。以下の設定は最初の1回だけでよく、以後は必要ない。
なお、設定が終了したら、一度アプリケーションを終了させる必要がある。
メインメニューから[ファイル]-[環境設定]-[システムの設定]を選択し、システムの設定ダイアログを表示させる。
最大画像サイズ | 通常は720,480で十分だが、より大きい寸法の映像を処理するときはそのサイズにする。たとえばハイビジョン映像のときは1920,1080を設定する |
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最大フレーム数 | 1秒=29.97フレームとして、入力できる最大フレーム数を指定する。500000で約4時間30分。 |
任意フレーム数移動 | 「5,30,450,1800」を推奨する。これでほぼ「1/6秒、1秒、15秒、1分」となり、シークのための入力キー数をかなり少なくすることができる。なお、他の値にするときは「30の倍数または約数」にすると、MPEGファイルのシークが効率的になることを覚えておくとよい。 |
ロード時にプロファイルを 一時プロファイルに複製して 使用する |
ONにする。プロファイルを使用する場合、フィルタパラメータなどを変更すると、リアルタイムにプロファイルが書き換えられてしまう。誤って完成したプロファイルをいじってしまうことを防ぐため、このオプションをONにする。 |
メインメニューから[ファイル]-[環境設定]-[ショートカットキーの設定]を選択し、ショートカットキー登録ダイアログを表示させる。
設定は自由で構わないが、以下を推奨する。なお、他の機能に同じキーが割り当てられているとそちらが優先されてしまうことがあるので、あらかじめすべてのキーの設定をクリアしておくのが望ましい。
Delete | [編集]->[選択範囲のフレーム削除] |
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Ctrl+Z | [編集]->[元に戻す] |
Ctrl+A | [編集]->[すべてのフレームを選択] |
X | [基本機能]->[次のフレームに移動] |
S | [基本機能]->[前のフレームに移動] |
4 | [基本機能]->[先頭のフレームに移動] |
R | [基本機能]->[最後のフレームに移動] |
"[" | [基本機能]->[現在のフレームを選択開始フレームにする] |
"]" | [基本機能]->[現在のフレームを選択終了フレームにする] |
F | [基本機能]->[選択開始フレームに移動] |
V | [基本機能]->[選択終了フレームに移動] |
W | [基本機能]->[次のキーフレームに移動] |
2 | [基本機能]->[前のキーフレームに移動] |
C | [基本機能]->[任意フレーム数次移動A] |
Z | [基本機能]->[任意フレーム数前移動A] |
D | [基本機能]->[任意フレーム数次移動B] |
A | [基本機能]->[任意フレーム数前移動B] |
E | [基本機能]->[任意フレーム数次移動C] |
Q | [基本機能]->[任意フレーム数前移動C] |
3 | [基本機能]->[任意フレーム数次移動D] |
1 | [基本機能]->[任意フレーム数前移動D] |
AviUtlを起動する。
「input.d2v」「input MPA T01 DELAY -66ms.mpa.wav」の順にドラッグ&ドロップする。
編集時は、すべてのフィルタと、縮小やフレームレート変更・インターレース解除などをOFFにしておくと、処理が高速化される。
この状態で、メインメニューから[プロファイル]-[プロファイルの編集]-[新しいプロファイルの作成]を選択し、「編集用プロファイル」として保存しておくと、以後はこの「編集用プロファイル」を選択するだけで全フィルタをOFFすることができ、便利である。
CMなどの不要部分があれば、それを削除することができる。
キーボードを使わずに操作するときは、以下のようにする。
キーボードを併用すると、便利である。なお、キーは「ショートカットキー登録」で設定されているものを使用する。
"4"・"R"で先頭・最終フレームへの移動、"F"・"V"で選択開始・終了位置への移動ができる。
前項目からの引継ぎ操作となる。
メインメニューから[設定]-[フィルタ順序の設定]-[ビデオフィルタ順序の設定]を選択し、順序設定ダイアログを表示させる。
指定したフィルタが以下の順序になるようにする。他のフィルタは使用しないので、順序は問わない。
インターレース解除2 |
クリッピング |
ゴースト縦線除去 |
ノイズ除去(時間軸) |
Wavelet_NR Type-G |
入力映像が「24fpsを2-3プルダウンしたもの」である場合、メインメニューから[設定]-[フレームレートの変更]-[24fps <- 30fps (4/5)]を選択し、フレームを24fps化するように設定する。30fps映像の場合はこの設定は不要。
メインメニューから[設定]-[フレームレートの変更]-[24fps<-30fpsの間引きには自動24fpsの処理を使う]をONにし、重複したフレームを自動検出して間引くようにする。
メインメニューから[設定]-[インターレースの解除]-[自動24fps]を選択する。映像が24fps/30fpsのどちらであっても、この設定をONにすることで有効なインターレース解除を行うことができる。
メインメニューから[設定]-[インターレースの解除]-[トップフィールド -> ボトムフィールド]を選択し、トップフィールドが先に表示されるようにする。
メインメニューから[設定]-[インターレース解除2の設定]をONにし、[インターレース解除2]ダイアログを表示させる。
ダイアログの右上角のチェックをONにすると、フィルタが動作する。
Level | 50 |
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Count | 50 |
Ct2pass | 80 |
縞のみ | 50 |
範囲 | 3 |
前フレームでも判定 | ON |
TOPファースト | ON |
2重化で解除 | OFF |
縞部分のみ解除 | OFF |
2Pass | ON |
2Passで誤判定時は解除画を使用 | OFF |
判定表示 | OFF |
![]() 4:3LB |
![]() 4:3 |
![]() 4:3スクイーズLB |
![]() 4:3スクイーズ |
![]() 16:9スクイーズ |
上下または左右に大きな非表示部(右図の灰色部分)があるときは、クリッピングを行って処理の最適化を行うことができる。
縦線ゴーストが発生している場合は、メインメニューから[設定]-[ゴースト(縦線)除去の設定]をONにし、[ゴースト(縦線)除去の設定]ダイアログを表示させる。
ダイアログの右上角のチェックをONにすると、フィルタが動作する。
横数十ラインが同一輝度になっていて、ゴーストの濃淡だけが表示されているフレームを探し、そこで[ゴーストの検索]ボタンをクリックする。同一輝度になっているラインを指定して[OK]ボタンをクリックすると、ゴーストの濃淡を打ち消して平坦な輝度になるような加工が映像全域にわたって行なわれるようになる。
右上図のような例の場合、ライン16~150くらいを指定すると、右下図のようにゴーストが除去される。
ビデオ信号のデジタイズにおいては、しばしば信号の揺れによるノイズが発生する。これを小さくするには、時間軸ノイズリダクションが有効。メインメニューから[設定]-[ノイズ除去(時間軸)の設定]をONにし、[ノイズ除去(時間軸)フィルタ]ダイアログを表示させる。
ダイアログの右上角のチェックをONにすると、フィルタが動作する。
映像によってもっとも適正な値は変化するが、以下の値でとりあえず適正な効果は得られる。
強さ | 256 |
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範囲 | 2 |
しきい値 | 40 |
時間軸だけでは取りきれない、映像全域に発生するザラザラとしたノイズを除去するには、メインメニューから[設定]-[Wavelet_NR Type-Gの設定]をONにし、[Wavelet_NR Type-Gの設定]ダイアログを表示させる。
ダイアログの右上角のチェックをONにすると、フィルタが動作する。
映像によってもっとも適正な値は変化するが、以下の値でとりあえず適正な効果は得られる。
Mode | 3 |
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エッジLv0~5 | すべて75 |
Y-NR | すべて50 |
適用度% | 100~200 |
縦係数% | 100 |
展開値 | 0 |
Y-NR5横のみ10倍 | OFF |
Lv4輪郭強調_Mode0以外 | OFF |
Lv5輪郭強調_Mode0以外 | OFF |
縦方向も輪郭強調する | OFF |
分離したMPEG2の映像と音声はスタートポイントが一致していないことがあるため、ずれ補正を行なう必要がある。
また、テレビ映像の音量は、パソコンで再生すると小さく感じることがしばしばある。録音時に音量補正を行わない場合、パソコン用には約150~200%に増幅することが望ましい。
メインメニューから[ファイル]-[編集プロジェクトの保存]を選択すると、ファイル名の指定ダイアログが表示される。ここでは「input.m2p」と同じフォルダで「input」を入力する。
ビデオプロジェクトファイルが「input.aup」で作成される。
この状態で、メインメニューから[プロファイル]-[プロファイルの編集]-[新しいプロファイルの作成]を選択し、「エンコード用プロファイル」として保存しておくと、以後はこの「エンコード用プロファイル」を選択するだけで全フィルタを設定することができ、便利である。
配布している「AviUtl設定ファイル群」には、これらの設定をすでに行ったプロファイルが収録されている。
FPS | サイズ | インター レース 解除 |
ゴースト 除去 |
時間軸 NR |
Wavelet NR Type-G |
音声増幅 | 適用 | |
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480p_24fps | 24 | 720x480 | ON | OFF | ON | OFF | 200 | 24fpsで非表示部のないもの (4:3・16:9スクイーズ) |
480p_24fps_LB | 24 | 720x360 | ON | OFF | ON | OFF | 200 | 24fpsで上下に非表示部があるもの (4:3LB) |
480p_24fps_SQ | 24 | 540x480 | ON | OFF | ON | OFF | 200 | 24fpsで左右に非表示部があるもの (4:3スクイーズ) |
480p_24fps_SQ_LB | 24 | 540x360 | ON | OFF | ON | OFF | 200 | 24fpsで上下左右に非表示部があるもの (4:3スクイーズLB) |
480p_30fps | 30 | 720x480 | ON | OFF | ON | OFF | 200 | 30fpsで非表示部のないもの (4:3・16:9スクイーズ) |
480p_30fps_LB | 30 | 720x360 | ON | OFF | ON | OFF | 200 | 30fpsで上下に非表示部があるもの (4:3LB) |
480p_30fps_SQ | 30 | 540x480 | ON | OFF | ON | OFF | 200 | 30fpsで左右に非表示部があるもの (4:3スクイーズ) |
480p_30fps_SQ_LB | 30 | 540x360 | ON | OFF | ON | OFF | 200 | 30fpsで上下左右に非表示部があるもの (4:3スクイーズLB) |
edit | 30 | 720x480 | OFF | OFF | OFF | OFF | 0 | 編集用。何も加工しないので処理が高速 |
edit | 30 | 208x140 | OFF | OFF | OFF | OFF | 0 | リモートデスクトップを使用する場合の編集用 |
これでAviUtlでの作業は終了。アプリケーションを閉じてよい。
TMPGEncを起動する。
[スタート]画面から[新規プロジェクトを開始する]ボタンをクリックすると、TMPGEncは初期化されて、新しい入力ファイルを受け付ける状態となる。
16:9映像 | 4:3映像 | |
480p_24fps | ピクセル比40:33(NTSC 16:9) | ピクセル比10:11(NTSC 4:3) |
480p_24fps_LB | ピクセル比10:11(NTSC 4:3) | (なし) |
480p_24fps_SQ | (なし) | ピクセル比40:33(NTSC 16:9) |
480p_24fps_SQ_LB | ピクセル比40:33(NTSC 16:9) | (なし) |
480p_30fps | ピクセル比40:33(NTSC 16:9) | ピクセル比10:11(NTSC 4:3) |
480p_30fps_LB | ピクセル比10:11(NTSC 4:3) | (なし) |
480p_30fps_SQ | (なし) | ピクセル比40:33(NTSC 16:9) |
480p_30fps_SQ_LB | ピクセル比40:33(NTSC 16:9) | (なし) |
[出力設定]画面に移行すると、使用するエンコード設定テンプレートの選択を行うことができる。
新規にプロファイルを作成する場合は、[MPEG-4ファイル出力]から[MPEG-4 AVC形式]を選択する。
[出力コンテナの種類]を選ぶ。「PC/PSP/PLAYSTATION3対応」が目的であれば、どれでもよい。ここでは[iPodビデオ]を選択する。
[出力ストリームの種類]に[映像と音声]を選択する。
[映像設定(1)]タブをクリックして、各パラメータを設定する。
プロファイル | [Main]のみ適用可能。 | ||||||||||||
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レベル |
[自動]でよい。本設定ではLevel3と同等となる。
※ PSPではLevel3までを扱うことができる。
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サイズ |
入力映像のサイズに関わらず[720x480]で固定する。このため、4:3LB・4:3スクイーズLB映像を入力とする場合は、上下に非表示領域が発生する。
※ PC/PLAYSTATION3では再生可能なサイズに制限はないが、PSPでは[720x480][352x480][480x272][480x271][480x270][320x240]などの値のみを扱うことができる。
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アスペクト比 | 入力映像が「16:9スクイーズ」の場合は[画面アスペクト比16:9]、それ以外の場合は[画面アスペクト比4:3]を選ぶ。 | ||||||||||||
フレームレート | AviUtlで「24fps化」をONにしている場合は[23.976fps(プログレッシブ)]を、OFFにしている場合は「29.97fps(プログレッシブ)」を選ぶ。 | ||||||||||||
レート調整モード |
通常は[1パス 固定量子化]または[2パス 可変ビットレート]を選ぶ。
[1パス 固定量子化]は高速に処理が行えるが、出力ビットレートやファイルサイズを前もって知ることができない。
[2パス 可変ビットレート]は時間がかかるが、指定のビットレートにおいてもっとも高品質な出力が行える。
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平均ビットレート |
レート調整モードに[2パス 可変ビットレート]を選んだ場合、以下の設定で概ね十分な品質が得られる。[1パス 固定量子化]の場合は指定できない。
※ ニコニコ動画(smilevideo)では、(音声込みで)800kbps程度に抑える必要がある。
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最大ビットレート |
[平均ビットレート]の3~4倍程度までで、かつ10000kbpsを超えない値を指定する。
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動き検索範囲 |
大きいほど高品質になるが処理時間が長くなる。64程度がバランスがよい。
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ビットレートバッファ |
初期値の[1149984bytes]のままでよい。
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ビデオフォーマット |
[自動]でよい。本設定では[NTSC]と同等となる。
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シーンチェンジを行う |
[ON]にする。
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[映像設定(2)]タブをクリックして、各パラメータを設定する。
GOP長 | [300]にする。 |
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Bフレーム長 | [2]にする。 |
参照フレーム数 |
[2]にする。
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量子化係数(Iピクチャ) |
[レート調整モード]で[1パス 固定量子化]を選択したときの画質を決定する。
初期値の[24]で十分な品質が得られる。
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量子化係数(Pピクチャ) |
[レート調整モード]で[1パス 固定量子化]を選択したときの画質を決定する。
初期値の[25]で十分な品質が得られる。
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量子化係数(Bピクチャ) |
[レート調整モード]で[1パス 固定量子化]を選択したときの画質を決定する。
初期値の[27]で十分な品質が得られる。
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エントロピー符号化モード |
[CABAC]にする。
※ PSPではCABACのみ対応。
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サブピクセル動き検索モード |
[1/4ピクセル単位]にする。
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[音声設定]タブをクリックして、各パラメータを設定する。
エンコーダ設定 | [AACエンコーダ]にする。 |
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サンプリング周波数 | [48000Hz]にする。 |
チャンネルモード |
[ステレオ]にする。
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ビットレート |
[128kbps]にする。
※ PSPでは上限128kbpsまで。
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MPEGバージョン |
[MPEG-4(ISO/IEC 14496-3)]にする。
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オブジェクトタイプ |
[Low Complexity]にする。
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出力フォーマット |
[Raw]にする。
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この状態で、ウィンドウ左下の[保存]ボタンをクリックし、「エンコード用テンプレート」として保存しておくと、以後はこの「エンコード用テンプレート」を選択するだけで全エンコードパラメータを設定することができ、便利である。
配布している「TMPGEnc設定ファイル群」には、これらの設定をすでに行ったテンプレートが収録されている。
PSP_720x480_16x9_24fps_1024k.txp4e | 720x480, 16:9, 23.976fps, 映像VBR/1024kbps/2pass, 音声128kbps |
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PSP_720x480_16x9_30fps_1024k.txp4e | 720x480, 16:9, 29.97fps, 映像VBR/1024kbps/2pass, 音声128kbps |
PSP_720x480_4x3_24fps_1024k.txp4e | 720x480, 4:3(または4:3LB), 23.976fps, 映像VBR/1024kbps/2pass, 音声128kbps |
PSP_720x480_4x3_30fps_1024k.txp4e | 720x480, 4:3(または4:3LB), 29.97fps, 映像VBR/1024kbps/2pass, 音声128kbps |
[エンコード]画面に移行すると、エンコードした映像を出力するための設定を行うことができる。
[出力先ファイル名]に適切なファイル名を指定し、[バッチエンコードツールへ登録]ボタンをクリックする。「TMPGEncバッチエンコードツール」が起動し、エンコード設定が登録される。
[出力プレビューを表示]ボタンをクリックすると、映像の縦横比やFPS設定が適切に行われているかどうかを確認することができる。本稿の設定の場合、出力される映像の解像度はすべて720x480、縦横比は以下のいずれかに集約される。
![]() 4:3LB(上下に黒縁が付く) |
![]() 4:3(スタンダード) |
![]() 16:9(スクイーズ) |
「TMPGEncバッチエンコードツール」の[バッチ開始]ボタンをクリックすると、バッチエンコードが開始される。
以上の方式で作成したH.264/AVC(*.MP4)ファイルは、以下の手順で再生できる。
H.264/AVC(*.MP4)ファイルをWindows PC上で再生するには、以下の手順をとる。なお、本稿の設定で作成されたファイルの再生には、概ねPentium4以上のCPU性能が必要と思われる。
以上の導入手順をとれない場合は、AppleのQuicktime Playerを用いて再生してもよい。ただしこの場合は、以下の制限がつくことになる。
H.264/AVC(*.MP4)ファイルをPLAYSTATION3で再生するには、以下の手順をとる。PSPでも同様である。
再生されている映像の縦横比が正しくない場合は、コントローラの△ボタンを押して[画面モード]を以下のように切り替える。
![]() 4:3LBの場合:[ズーム] |
![]() 4:3の場合:[ノーマル] |
![]() 16:9の場合:[フル] |
メモリカードの代わりに、以下の方法を用いることもできる。
PSPの「VIDEO」フォルダに以下の内容のバッチファイルを置き、PCからPSPに*.MP4ファイルを転送したあとに実行することで、各映像ファイルのサムネイル画像(*.mp4と同名の*.jpgファイル)を生成することができる。実行にあたっては、ffmpeg.exeにPATHを通しておく必要がある。
for %%1 in (*.mp4) do ffmpeg -y -i %%1 -f image2 -ss 5 -vframes 1 -s 160x120 -an %%‾n1.jpg
|
上記以外の環境でも、「Level3以上のH.264/AVCファイル」の再生に対応している機材であれば、再生が可能である。以下に、再生が確認された機材を挙げておく。
メールはこちらへ...[後藤浩昭 / Hiroaki GOTO / GORRY / gorry@hauN.org]