Last update: Saturday, 04-Jun-2011 17:29:46 JST |
_ というわけで、USBモノの買い漁りはこのため。カメラを自由に引き回すため、10m程度のケーブルが必要かと思ったのだが、規格上は5mまで。ということで間にリピータを入れて、[5m - リピータ - 3m - 1.5m]で9.5m。
_ カメラは、SHARPのwwwサイトによると「Windows Meまで対応」ということだったが、ドライバ本体はWDMなのでWindows 2000でもそのまま流用可能。ただしUSBDCAM2.SYSがないと怒られるので、Me/98SEのシステムドライバフォルダから頂戴してくるか、infファイルの該当行を削る必要がある(W2kではなくても動作に支障ない)。同時配布しているカメラビューアもW2kでそのまま使うことができる。
_ ソフトはWindows Media Encoder(WME)でエンコード、Windows Media Player(WMP)で再生する。MSのサイトでさっくり見つかるので、取ってくる。
_ インストールして、WME起動。ウィザードでいくつか答えるだけで、すぐライブカメラ配信が可能になる。WMPを起動して、WMEから指示されたURIを入力するだけで、受信もできるようになる。カメラ以外にも、ムービーファイルの配信とか、スクリーンキャプチャの配信も可能。もちろん音声のみの配信もできる。サウンドカードでループバック設定ができれば、Winampなどで曲を流してそれをそのまま配信することもできる。
_ 負荷は、映像/音声を28kbpsでエンコードしたときに、P3-733MHzでタスクマネージャのパフォーマンスグラフが平均約25〜30%。206Fiva(Crusoe-600MHz)でも特に重いという感じはしない。P2-266MHzくらいが最低動作環境かな?
_ 開くポートはWMEで自由に指定できる。静的ルーティングで素通し(redirect)設定にすれば、natの内側から配信することも可能。WMEのモニタには配信先のIPアドレスが表示されるが、これDNS解決とかしてくれんかのぅ・・・さすがにアドレスは覚えられん^^;。
_ 通信性能。28kbps程度の速度でも、十分実用レベルではある。QCIF(176x144)程度のサムネイル画像が秒数コマで動き、ハンディAMラジオで弱い電波を拾っているようなもんだと思えばいいかと。もちろん、設定さえすれば数Mbpsまで対応できる。
_ レイテンシは15秒程度。双方で起動してTV電話にする、という使い方はちょっと辛いだろう。もっとも、そういう時はNetMeetingを使うのが正義。
_ まぁ、たぶんいちばん面白いのは、ライブカメラで配信しながら同時にIRCで会話すること(笑)。
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しかしこのカメラ、206Fivaで使っていると3分くらいで映像が止まってしまう。206FivaのUSBはちょっと怪しいという疑惑があるが、そのせい?
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まほろさん・・・買えば観られます。買って幸せになりましょう、ええ(笑)。あーでも以下略。
_ CSは、うちの場合立地条件からみて角度がきついです。110度CSなら大丈夫だろうけど・・・。
_ つーか全然ぐるぐるしてないんですが・・・ちょっと忙し状態。
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そういえば、Windows Media Player 7(今WMP7)はWMP6と共存可能。WMP7うぜーとか思っている人は、wmplayer.exe(WMP7)を探してwmplayer7.exeとでもrenameしてから、同じフォルダにあるmplayer2.exe(WMP6)をwmplayer.exeにコピーしておくと、かなり幸せかと。拡張子の関連付けを変える方がスマートといえばスマートだが、MIME typeの付け替えとかもやらにゃならんので結構面倒。
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