この日記はGNSで生成しています。 |
_ まず論じている内容の前に、論じ方−データの収集とその分析方法・考察に至り、最後にややハッタリじみた結論までの過程−が秀逸。そこいらの本で読書感想文を書かせる宿題はよくあるが、こういう論文の書き方もちゃんと教えようよ、という気になる。
_ で、本題。(自らを含め)周辺の日記で何度も目にした「メディアが与える子どもへの命名への影響」から「家庭崩壊」「学級崩壊」「テレビの悪影響」などの話へ発展していく。またこの論はそのまま「鍵っ子」「教えてクン」「クレクレタコラ」などなど−総称して「厨房」−の説明に使えるのではないか。
_ ただ、この論で触れていないこと・・・今やわれわれはメディアを受け取るだけでなく、発信できる立場にある−Internetや同人誌出版という手段を通して−ことを絡めると、少なくとも「こちら側」にいる人々には希望はまだあるんじゃないかという気がする。
_ とりあえず、www日記を書こう。この論では「メディアはPassive Languageを受け取れない」とあるが、www日記はメディアという形式をとりながらも、1対1での筆談での会話に近い部分も併せ持っている。Passive Languageを発することも、受け取ることも、できているのではないか、と思う。
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