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_ 主将経由でイメージ戦略にご用心。そういう書き方だといろいろツッコミを食らうので注意。てか主将もツッコミ入れてるけど。たとえば・・・
_ もともと、映像の解像度は縦方向のみが規定されていて、横方向はわりとあいまい。これは、「撮像管およびブラウン管でビームを走査する」方式の都合上、縦方向は離散的(デジタル)な値だが横方向は連続的(アナログ)な値であったため。
_ そもそも、ブラウン管TVだと横方向1920ピクセルの解像度を出せるものなぞそうそうない。ただし「100pxの水平線と101pxの水平線の見分けがつかない」などということではない。むしろ「シャドウマスクの穴の数にスケーリングされる」という感じで。
_ 横方向も離散的な値になったCCDや液晶・プラズマモニタにおいても、横方向は連続的なものとして扱う傾向がある。各画素のRGB各エレメントを横方向に並べるのはそのためだし、それを利用したClearTypeなどの技術があることからもそれがうかがえる。
_ つまり、1440x1080←→1920x1080みたいな「横方向だけのスケーリング」は、「横方向のピクセル列を連続的なものとして扱う傾向がある」以上、人間の目が比較的それを容認する傾向がある*1。それに対して縦方向は、自ら「確かにジャギーが出やすい」*2と言っている通りなわけで、同列に語るべきではない。
*2: 縦方向の解像度が低くなるのは、I/P変換のアルゴリズム上、縦方向の解像度が半分になることがあるため。解像度が半分になった映像をさらにスケーリングしたら、目も当てられない結果になるのは当然。
_ あー、関係なさそでありそな話。
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