この日記はGNSで生成しています。 |
_ 夕方、にらんとえすさんを誘って、小杉の文福で呑み。カレーもつ焼分の補給はもちろんだが、PowerShot S90の夜のメシ撮りの具合をみたかったので。
_ という感じで、S70とGX200も持って撮り比べ。左からS70・S90・GX200。なお今回の条件は「ISO400で固定」「プログラムオート」「オートホワイトバランス」で電球照明下の料理を手持ち撮影。呑みの前に通りがかった川崎駅の夜の風景もちょっとばかり入れてある。
_ まず、発色に大きな違いが。018〜020あたりがいちばんわかりやすいが、S70は明らかに電球下で色温度が下がって赤く変化してしまっているが、S90では「電球下で撮影したことがわかる」程度に変化を抑える補正がかかっている。対してGX200は電球色の補正をしたはずがなぜか蛍光灯っぽい緑がカブってしまっている。
_ 続いて、ノイズ量。S70とGX200では、GX200のほうが等倍では輝度・色ともノイズが多いものの、同じサイズに縮小すると実質量はあまり変わらない。ただし、GX200はノイズフロアが高く、黒い部分が黒にならずノイズっぽい灰色になってしまっている。それらに比べると、S90は明らかにノイズが少ない。S70やGX200ではISO400は常用域としては使えなかったが、S90では余裕で、もう少し感度を上げてもまだいける。
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ここまではS90の圧勝だが、ひとつ気になることがある。昨日の昼の画像でもそうだったのだが、せっかく低ノイズですっきりした絵なのに、いまひとつエッジがきっちり立っていない。S90はS70に比べて画素数は増えているものの、その画像に含まれる周波数成分にさほど変化が感じられない。GX200はノイズに埋もれがちではあるものの、エッジはきっちり描写できている。これは、おそらくレンズの光学的性能に由来しているんだと思う。
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