6.12.3. ジャンプ命令について


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ジャンプ(命令の飛び越し)を行なうための命令群です。

J#ジャンプを行ないます。

J#

書式 J〔{ジャンプフラグ}〜#
解説

J”から同じトラックにある“#”の間のMMLを処理しません。

ジャンプフラグ}は、ジャンプを行なうかどうかのフラグです。与えられた数値が0でないとき、ジャンプを行ないます。省略時は無条件にジャンプを行ないます。

命令はネスト(入れ子にする)ができません。

この命令により、トラック内やマクロ内で条件分岐を行なうことができるようになります。

参照 #COMMENT
用例 条件ジャンプを行ないます。
; 初期設定
3 @%0           ; クロック数表記を基本
3 U64           ; ONベロシティ64
3 U*64          ; OFFベロシティ64
3 @Q1           ; ゲート長は音長からゲートを引いたもの
3 L48,2         ; 音長48mc, ゲート長46mc (48-2)
3 O4            ; オクターブ4
; 発声
#define TEST1: @?A,??x @?B,?1 J??K CDEF #
                ; 第1引数がトラック番号と等しいとき、CDEFを演奏
#define TEST2: @?A,??x @?B,?1 J??K GAB<C> #
                ; 第1引数がトラック番号と等しいとき、GAB<C>を演奏
3,4 ${TEST1:3}${TEST2:4}


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