Last update: Saturday, 04-Jun-2011 17:29:22 JST |
_ 「AIR」は言うに及ばず。「BECK」は監督の描く雰囲気にばっちりハマったのが勝因。「レジェンズ」は大地作品ゆえか。
_ 「舞-HiME」がちょと哀れなことに・・・その前に「AIR」が入ってしまったせいで、余韻のためにその後の番組が「華麗にスルー」状態になってしまった罠。AT-Xが後追いしてるので、スケジュールが合ったら観るかも。
_ 続いて、視聴継続中。
_ 「MAJOR」は少年野球モノとしてNHKらしくまじめに面白く、「まほらば」は肉付け具合が原作の上を行っている感じ。
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あと再放送。「未来少年コナン」・「エスカフローネ」・「ガオガイガー」・「スクライド」が面白く・・・「コナン」はNHKだが、他は「CSはいいねぇ」といえる。
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AIR、Amazon最速記録達成・・・明日発売だってばさ(笑)。ソースの高周波成分が多すぎるのか、わりと十分なレートでエンコードしてるにもかかわらずモスキートが激しめ。シャープネスかけすぎってわけじゃなくて、かなりシャキピタにエッジが出る縮小アルゴリズムでマスター作成しているせいだと思う。すこしエッジを鈍らせて、エンコード品質劣化を防いだほうがよかったかもしれず。ただでさえ動画枚数多いんだし、LPCMでレート食われてるんだし・・・(苦笑)。あと、オーディオコメンタリーがなかなか楽しい。
_ moment。(ヨ)買い・・・とはいえ中身はごく一部しか聴いたことないはず・・・(苦笑)。
_ バッグ。10年選手だった「折り畳んでバッグの隅に仕込んでおけるバッグ」のファスナーが壊れてしまったので、それっぽいのを探してお買い上げ・・・してみたらまたノーマディックだった罠。よくよくここのバッグとは 縁が ある のか・・・(苦笑)。
_ DVM-RDM16IU2。外付けの-Rドライブをそろそろ更新かなーという感じで。ついに-R DLが使えるようになるのね・・・。
_ わしが使っている32ZP57は、I/P変換がなかなか優秀にできており、通常のインターレース映像再生においてはコーミングが発生することはまずなく、無駄な二重化もあまり発生しない。このため、非プログレッシブなDVDプレイヤーから映像を入力しても、わりときれいなプログレッシブ映像が得られる。
_ んが、一昨日に部長んとこでAIRの再生映像を見て、やっぱりプログレッシブ前夜に導入したDVD-A700はそろそろお役目終了かなーと感じてしまった。・・・ということで、今日ヨドバシへ行って物色・・・DVDプレイヤーの相場はかなり下がったけど、国産のまともなdts5.1デコーダ付きというとやはり7〜8万なのね・・・そしてDENON DVD-2910を購入して、AIR再生検証・・・結果からいうと、I/Pコンバータの性能は「DVD-A1のそれほどではない」ということで。
_ DVD-A1においては、AIRの再生中はかなりの時間において24pフィルムを示す"F"・60iビデオを示す"V"のどちらでもなく、30pフィルムを示す"G"のマークが表示されていた。「こんな表示が出るディスクって見たことないよ」とオーナーの部長が言っていたっけ。24p/30p/60iすべてを合わせ持ったエンコードをしてしまっているAIRにおいては、DVD-2910が持っている「24pフィルム主体のモード」「30pフィルム主体のモード」「60iビデオ主体のモード」のどれにおいても、必ず「どれかが足りない」という結果になってしまう。具体的には、以下のような感じ。
_ I/P変換の失敗において、わかりやすい例を3つほど挙げておく。なお画像はDVDからのキャプを切り取って、説明に都合のいいようにいじったもの。特定のコンバータの失敗画像というわけではないことに注意。
_ I/P変換には、DVD-A1はSilicomImageのPureProgressive、DVD-2910はファロージャのDCDi。この変換結果の違いは、アルゴリズムの違いによる「能力の限界」なのか、普及機に対する「フラッグシップ」の権威付けのための「意図的な性能の出し惜しみ」なのか、はたまたI/P変換性能でチップのライセンス料が何段階か用意してあるのかもとか、いろいろ妄想するとちょと面白いが以下略。
_ ちなみに言っておくが、I/Pコンバータ以外の部分におけるDVD-2910の性能にはおおむね満足している。基本的なビデオエンコーダの能力はDVD-A700を上回っていてすっきりした映像が出るようになったし、AIR以外のDVDにおいてはI/P変換における失敗らしい失敗は見当たらない。ただ、I/P変換の性能においては今までの「DVD-A700+32ZP57」と大きな差がないため、相対的にはおいしい変化があまりなく、「AIRでのみ若干の進化があったものの、買い換えたことに満足したとはいえない」という結果になってしまった。
_ プログレッシブ化以外におけるDVD-A700→DVD-2910における恩恵としては「HDMI/DVI対応」「DVD-RW対応」「DVD-AUDIO/SACD/HDCD対応」「CPRM」「MP3/WMA/JPEG対応」なんてのがあるんだが、うちではどれも必要がなかったりする・・・(苦笑)。
_ そもそも、このDVDがこれほどプログレッシブ再生評価における厳しさの指標になってしまった原因は、「細すぎる輪郭線」にある。
_ 上の絵をみればわかると思うが、AIRでは多くの部分において輪郭線の太さが1ピクセルしかない。ビデオ映像ではインターレースでの表示を基本としているが、これは「1フレームの映像を奇数走査線のフィールドと偶数走査線のフィールドの2つに分けて表示する」ようになっている。
_ ここで、太さが1ピクセルしかない横線を描くとどうなるだろうか。「奇数走査線のフィールドには線があるが、偶数走査線のフィールドには線がない」という状態になってしまう。この状態で2つのフィールドを連続表示させると、輪郭線の部分が点滅する現象が発生してしまう。これを「フリッカー」という。
_ こういう状態になるのを防ぐため、インターレース映像では通常2ピクセル以上の太さで線をひくか、あるいは描いたあとにフリッカーを除去・・・すなわち「縦にダブらせる」フィルタを通すことでフリッカーを発生させないようにしている。ちなみに、線を太らせることは映像の情報量の削減にもなり、MPEGによる圧縮の効果を高めることにもなる。
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(追記)・・・あれ、ここ下書きだけで続ける気が失せてupするつもりなかったんだが・・・間違って一緒に貼り付けてしまったらしい(汗)。まあ記述に間違いがあったりするわけではないから、いいか。
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