6.14.9. その他のマクロ命令について


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MMLを簡素化するためのマクロです。

これらは、“SMFSTD.SMI”ファイルを挿入する(“#INCLUDE <SMFSTD.SMI>”)ことでマクロが定義され、使用できるようになります。

${CMP-EQ:}値が一致するとき、MMLを処理します。
${CMP-NE:}値が一致しないとき、MMLを処理します。
${TRK-EQ:}トラック番号が一致するとき、MMLを処理します。
${TRK-NE:}トラック番号が一致しないとき、MMLを処理します。
${GLISSAND:}グリッサンドを設定します。

${CMP-EQ:}

書式 ${CMP-EQ:p1,p2,MML}
解説

数値p1p2を比較し、等しいときのみMMLを処理します。

参照

${CMP-NE:}

書式 ${CMP-NE:p1,p2,MML}
解説

数値p1p2を比較し、等しくないときのみMMLを処理します。

参照

${TRK-EQ:}

書式 ${TRK-EQ:trk,MML}
解説

トラック番号がtrkのときのみMMLを処理します。

参照

${TRK-NE:}

書式 ${TRK-NE:trk,MML}
解説

トラック番号がtrkでないときのみMMLを処理します。

参照

${GLISSAND:}

書式 ${GLISSAND:MML,mc,gliss,SPCディレイ,}
解説

グリッサンドを設定します。MMLを処理するとき、スケールタイム{mc}の間に音程を{gliss}だけ移動するSPCを生成します。

参照 6.9.1. シーケンシャル・パラメータ・ブロックの表記について
6.11.6. SPCに関する命令について


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