GNSの日記マスタで使用することのできる機能として、「マクロ」があります。基本的には「登録した文を短いキーワードで呼び出せる」というものですが、パラメータ(引数)を組み合わせることでさまざまな使い方をすることができます。

  1. システムURI置換
  2. ユーザーURI置換
  3. システムマクロ
    1. アマゾンアソシエイト関連マクロ
    2. bk1ブリーダー関連マクロ
    3. 画像テーブル関連マクロ
    4. そのほかのマクロ
  4. ユーザーマクロ

システムURI置換

「URI置換」は、マクロのなかでも比較的用途が多いと思われる「外部へのリンク」を手軽に管理するための機能です。呼び出しのための「キー」と、それに対応した「リンク先の名前」「リンク先のURI」でデータベースを作り、「キー」で呼び出すだけで自動的にリンクを作ることができます。

「システムURI置換」とは、GNSがシステムとして組み込みで提供するURI置換機能です。使用者が自分専用にURI置換を書きたいときは、「ユーザーURI置換」をご利用ください。

日記マスタで使用する
@s
GORRYへのリンクを張りたいときは、@/GORRY//と書きます。

@s
別の名前でリンクしたいときは、@/GORRY/後藤浩昭/などと書きます。

_ GORRYへのリンクを張りたいときは、GORRYと書きます。

_ 別の名前でリンクしたいときは、後藤浩昭などと書きます。

実際に日記マスタの記述で使用したいときは、右のようにします。
"@/キー//"と記述することで、「名前」と「URI」がAタグになって差し込まれます。末尾の"/"が2つ必要なことに注意してください。たとえば「@/GORRY//」と記述することで、URI置換データベースから"GORRY"というキーを捜し、その結果「<A HREF="http://GORRY.hauN.org/diary/digestdiary.html">GORRY</A>」という文が差し込まれます。
2つめは、名前を差し替える例です。"@/キー/名前/"と記述することで、データベースに登録されている名前ではなく、ここで指定した名前を差し込みます。たとえば「@/GORRY/後藤浩昭/」と記述することで、「<A HREF="http://GORRY.hauN.org/diary/digestdiary.html">後藤浩昭</A>」という文が差し込まれます。
「名前」に","・"/"・">"を含みたいときは、それぞれ"¥,"・"¥/"・"¥>"と記述することができます。
システムURI置換一覧
以下は、標準で組み込まれるURI置換の一覧です。
@/GORRY// 当方の日記へのリンク」となります。
@/gorry// 「@/GORRY//」と同一です。
@/GNS// GNS配布ページへのリンクとなります。
@/hauN// hauNサーバのリンクとなります。
@/はうン// 「@/hauN//」と同一です。

ユーザーURI置換

「URI置換」は、マクロのなかでも比較的用途が多いと思われる「外部へのリンク」を手軽に管理するための機能です。呼び出しのための「キー」と、それに対応した「リンク先の名前」「リンク先のURI」でデータベースを作り、「キー」で呼び出すだけで自動的にリンクを作ることができます。

「ユーザーURI置換」とは、ユーザーが自由に作成できるURI置換です。すでに組み込まれているURI置換の一覧は、「システムURI置換」をご覧ください。

ユーザーURI置換データベース
ユーザーURI置換データベースとなるファイルは、「[日記マスタフォルダ]/keep/99.html」です。拡張子は"html"ですが、中身はプレーンテキストで書かれたデータベースです。ユーザーURI置換と文法は同一なので、必要であればシステムURI置換データベースから内容をコピーして、ユーザーURI置換データベースに貼り付けることもできます。
システムマクロとユーザーマクロで同じマクロ名で登録したときは、ユーザーマクロの内容が優先されます。
「WWW更新」モードで使用するときは、更新フォームで[URI置換データベース]を呼び出すことで、データベースを編集することができます。
URI置換データベース文法
# ◇URI置換データベース
# 頭に"#"がある行は、注釈となる。
# key	name	URL

gorry	GORRY	http://GORRY.hauN.org/
GORRY	GORRY	http://GORRY.hauN.org/
ユーザーURI置換の文法は、システムURI置換のそれと同じです。ですので、システムURI置換から実際に使われているURI置換を引用して、解説を行います。
頭が"#"で始まっている行は、読み飛ばされます。従って、最初の3行は無視されます。5行目からが、データ本体です。データ本体は、1データにつき3つの項目をスペース、またはタブで区切って記述します。
  • 最初の項目は、「キー」です。データベースを検索するときに使われます。
    ほとんどの文字を使用することができますが、文法上「スペース・タブ文字」「@」「/」「>」を含むことができません。
    またアルファベットの大文字・小文字は別の文字として識別されます。"gorry"と"GORRY"は、別のキーとなります。
  • 2番めの項目は、「名前」です。リンク先としてタグに囲まれます。
  • 3番めの項目は、「URI」です。ここに書かれたURLが、リンク先となります。
日記マスタで使用する
@s
GORRYへのリンクを張りたいときは、@/GORRY//と書きます。

@s
別の名前でリンクしたいときは、@/GORRY/後藤浩昭/などと書きます。

_ GORRYへのリンクを張りたいときは、GORRYと書きます。

_ 別の名前でリンクしたいときは、後藤浩昭などと書きます。

ユーザーURI置換の使い方は、システムURI置換のそれと同じです。以下、同じ解説を繰り返します。
"@/キー//"と記述することで、「名前」と「URI」がAタグになって差し込まれます。末尾の"/"が2つ必要なことに注意してください。たとえば「@/GORRY//」と記述することで、URI置換データベースから"GORRY"というキーを捜し、その結果「<A HREF="http://GORRY.hauN.org/diary/digestdiary.html">GORRY</A>」という文が差し込まれます。
2つめは、名前を差し替える例です。"@/キー/名前/"と記述することで、データベースに登録されている名前ではなく、ここで指定した名前を差し込みます。たとえば「@/GORRY/後藤浩昭/」と記述することで、「<A HREF="http://GORRY.hauN.org/diary/digestdiary.html">後藤浩昭</A>」という文が差し込まれます。

システムマクロ

マクロとは、「ある文を、対応した短い単語(マクロ名)で呼び出して差し込む」仕組みのことです。特定のタグの組み合わせなどを、簡潔に記述することができます。

「システムマクロ」とは、GNSがシステムとして込みで提供するマクロです。使用者が自分専用にマクロを書きたいときは、「ユーザーマクロ」をご利用ください。

システムマクロデータベース
システムマクロデータベースとなるファイルは、「[GNSプログラムフォルダ]/sysmacro.html」です。拡張子は"html"ですが、中身はプレーンテキストで書かれたデータベースです。ユーザーマクロと文法は同一なので、必要であればシステムマクロから内容をコピーして、ユーザーマクロに貼り付けることもできます。
システムマクロとユーザーマクロで同じマクロ名で登録したときは、ユーザーマクロの内容が優先されます。
日記マスタで使用する
@s
"GORRY"というキーワードでGoogle検索するリンクを
作成したいときは、
"@/GOOGLE/GORRY/"と記述します。

@s
「ドラえもん」という単語を含んだ本をAmazonで検索する
リンクを作成したいときは、
"@/AS/ドラえもん/"と記述します。

@s
イメージをインラインで貼り付けたいときは、
"@>IMG>pic/20050611/s/CRW_7736.jpg,テスト画像,120,90>"
などのように記述します。

_ "GORRY"というキーワードでGoogle検索するリンクを作成したいときは、 "GORRY"と記述します。

_ 「ドラえもん」という単語を含んだ本をAmazonで検索するリンクを作成したいときは、 "ドラえもん"と記述します。

_ イメージをインラインで貼り付けたいときは、 "テスト画像"などのように記述します。

実際に日記マスタの記述で使用したいときは、右のようにします。

マクロを呼び出すときは、"@/マクロ名/引数1,引数2,……/"、または"@>マクロ名>引数1,引数2,……>"と記述します。前者が標準の表記法ですが、引数に"/"を含みたいときは"@>マクロ名>〜"の表記法を使用します。

引数は、","で区切って指定数並べます。","を引数に含みたいときは、"¥,"と書くことができます。

アマゾンアソシエイト関連マクロ
以下は、オンラインストアAmazonを利用した、Amazonアソシエイト用のリンクを作成するマクロの一覧です。使用にあたっては、ユーザーマクロ"AS_USER"にアソシエイトIDを登録してください。登録していない場合は、アソシエイトID"gorry-22"でリンクが作成されます。
ユーザーマクロ"AS_USER"の内容を変更するには、ユーザーマクロデータベースファイルを編集します。
@/AS_USER// アソシエイトIDに置換されます。
@/AS/key[,key2...]/ 本・CD・ゲームなどの名前や著者名など、フリーキーワード"key"で検索するリンクに置換されます。「@/AS/ドラえもん/」などのように使います。複数単語をand検索するときは、","で区切って並べることができます。
@/AST/title[,title2...]/
タイトル"title"で検索するリンクに置換されます。「@/AST/ドラえもん/」などのように使います。複数単語をand検索するときは、","で区切って並べることができます。
Amazonアソシエイトでは、タイトル検索機能がありません。従って、これは実際はフリーキーワード検索となります。ご了承ください。
@/ASN/author/
著者名"author"で検索するリンクに置換されます。「@/ASN/藤子・F・不二雄/」などのように使います。複数単語をand検索するときは、","で区切って並べることができます。
Amazonアソシエイトでは、著者名検索機能がありません。従って、これは実際はフリーキーワード検索となります。ご了承ください。
@/AS2/key,name/ @/AS//と同じですが、検索語は"key"、リンク文字列は"name"になります。「@/AS2/ドラえもん,"ドラえもん"でAmazon検索/」などのように使います。
@/AS3/key,mode,name/ @/AS//と同じですが、検索語は"key"、表示形式は"mode"、リンク文字列は"name"になります。「@/AS3/ドラえもん,books-jp,"ドラえもん"でAmazon検索/」などのように使います。
@/ASI/asin,name/ ISBN番号"asin"、リンク文字列"name"で検索するリンクに置換されます。「@/ASI/4091400019,ドラえもん(1)/」などのように使います。
@/ASIN/asin,name/ ASIN番号"asin"、リンク文字列"name"で検索するリンクに置換されます。「@/ASIN/4091400019,ドラえもん(1)/」などのように使います。
bk1ブリーダー関連マクロ
以下は、オンライン書店bk1を利用した、ブリーダープログラム用のリンクを作成するマクロの一覧です。使用にあたっては、ユーザーマクロ"BK1_USER"に個人提携IDを登録してください。登録していない場合は、個人提携ID"p-gorry-15201"でリンクが作成されます。
ユーザーマクロ"BK1_USER"の内容を変更するには、ユーザーマクロデータベースファイルを編集します。
@/BK1_USER// 個人提携IDに置換されます。
@/BK/key/
本の名前や著者名など、フリーキーワード"key"で検索するリンクに置換されます。「@/BK/ドラえもん/」などのように使います。
@/BKT/title/
タイトル"title"で検索するリンクに置換されます。「@/BKT/ドラえもん/」などのように使います。
bk1ブリーダープログラムでは、タイトル検索機能がありません。従って、これは実際はフリーキーワード検索となります。ご了承ください。
@/BKN/author/
著者名"author"で検索するリンクに置換されます。「@/BKN/藤子・F・不二雄/」などのように使います。
bk1ブリーダープログラムでは、著者名検索機能がありません。従って、これは実際はフリーキーワード検索となります。ご了承ください。
@/BK2/key,name/
@/BK//と同じですが、検索語は"key"、リンク文字列は"name"になります。「@/BK2/ドラえもん,"ドラえもん"でbk1検索/」などのように使います。
@/BKI/isbn,name/
ISBN番号"isbn"、リンク文字列"name"で検索するリンクに置換されます。「@/BKI/4091400019,ドラえもん(1)/」などのように使います。
bk1ブリーダープログラムでは、ISBN番号検索機能がありません。従って、これは実際はフリーキーワード検索となります。ご了承ください。
@/BKIN/bibid,name/ bk1書籍番号"bibid"、リンク文字列"name"で検索するリンクに置換されます。「@/BKIN/01863628,ドラえもん(1)/」などのように使います。
画像テーブル関連マクロ

「画像テーブル関連マクロ」では、画像をテーブル化して日記に貼り付けることができます。画像は、以下の2種類の貼り付け方法を指定することができます。

  1. 日記本文にはサムネイルを表示し、サムネイルをクリックすると大きい画像を表示する。
  2. サムネイルを持たず、画像を直接貼り付ける。

前者の方法で貼り付ける場合、サムネイル画像はあらかじめ何らかのツールを使用して作成する必要があります。GNSではサムネイルの作成は行いません。

ファイルの配置
画像フォルダ
▲画像フォルダ

画像フォルダは、右の図のように構成します。

  1. ユーザーマクロ"PIC_BASEURL"に、画像フォルダのベース位置(右の図での"pic"の位置)を定義します。初期状態は"http://www.example.net/pic/"になっています。
    ユーザーマクロ"PIC_BASEURL"の内容を変更するには、ユーザーマクロデータベースファイルを編集します。
  2. "pic"の下に、画像を入れるサブフォルダ"subdir"を作成します。形式は問いませんが、日記に入れる画像として考えると"20050611"などの「日付をフォルダ名にしたもの」が便利です。
  3. "subdir"の下に、「大きい画像」を設置します。これは、サムネイル画像をクリックしたときに表示させる画像です。画像の形式はJPEG・PNG・GIFから選ぶことができ、形式に応じて表示に使用するマクロが変化します。
  4. "subdir"の下に、「サムネイル画像」を入れるサブフォルダ"s"を作成します。このフォルダ名は、変更することができません。
  5. "s"の下に、「サムネイル画像」を設置します。このファイルが、日記で直接表示される画像となります。画像の形式はJPEG・GIFから選ぶことができ、形式に応じて表示に使用するマクロが変化します。画像の寸法(縦横ピクセル数)は、用意されているものから選びます。
画像配置の開始と終了
@s1
@/PIC_RIGHT//
@/JPG_120x90/20050611,CRW_7736,桜の画像/
@/PIC_END//

@s2
画像を右端に設置するための記述法です。
PIC_RIGHTというマクロを使うことで、段落の右端に
画像を並べることができます。段落設置命令"@s1"の
あとにPIC_RIGHTマクロを配置し、画像を並べ終わったら
"@s2"で本文の段落を記述します。

@br

@s
画像を中央に設置するための記述法です。
PIC_CENTERというマクロを使うことで、段落の間に
画像を並べることができます。段落のあと"@close"で
段落制御を終了させ、続いてPIC_CENTERマクロを配置し、
画像を並べ終わったらまた本文の段落を記述します。

@close
@/PIC_CENTER//
@/JPG_120x90/20050611,CRW_7736,桜の画像/
@/JPG_120x90/20050611,CRW_7736,桜の画像/
@/PIC_BR//
@/JPG_120x90/20050611,CRW_7736,桜の画像/
@/JPG_120x90/20050611,CRW_7736,桜の画像/
@/PIC_END//

@s
上の例では、画像を2行2列に並べてみました。
画像の行を折り返すには、PIC_BRマクロを使用します。
PIC_RIGHT・PIC_CENTERのどちらでも、縦横に
画像を並べて配置することができます。

桜の画像
桜の画像
_ 画像を右端に配置するための記述法です。 PIC_RIGHTというマクロを使うことで、段落の右端に 画像を並べることができます。段落設置命令"@s1"の あとにPIC_RIGHTマクロを配置し、画像を並べ終わったら "@s2"で本文の段落を記述します。


_ 画像を中央に配置するための記述法です。 PIC_CENTERというマクロを使うことで、段落の間に 画像を並べることができます。段落のあと"@close"で 段落制御を終了させ、続いてPIC_CENTERマクロを配置し、 画像を並べ終わったらまた本文の段落を記述します。

桜の画像
桜の画像
桜の画像
桜の画像
桜の画像
桜の画像
桜の画像
桜の画像

_ 上の例では、画像を2行2列に並べてみました。 画像の行を折り返すには、PIC_BRマクロを使用します。 PIC_RIGHT・PIC_CENTERのどちらでも、縦横に 画像を並べて配置することができます。

画像を配置するときは、"PIC_RIGHT"または"PIC_CENTER"というマクロをまず記述します。

続いて、画像配置の本体となるマクロを記述します。右の例では"JPG_120x90"というマクロを使用していますが、画像形式やサムネイルのサイズによっていくつかのマクロが準備されています。

画像配置マクロを並べると、画像は横に並べられていきます。画像を折り返すには、"PIC_BR"というマクロを使用します。

画像配置が終了したら、"PIC_END"マクロを記述して、画像配置の終了をGNSに通知します。

以上の配置例を、右の図に用意しました。実際にこれを日記マスタに貼り付けて、試してみるとよいでしょう。

画像配置の本体となるマクロは、大きく分けて以下の4種類があります。貼り付ける画像に応じて、使い分けることができます。

JPGマクロ - JPEG画像・JPEGサムネイル

JPEG画像・JPEGサムネイルで画像を配置するときは、"JPG"で始まるマクロを使用します。

@/JPG_120/subdir,name,alt/
横ピクセル数が120pxのJPEGサムネイルを持ったJPEG画像を配置します。縦ピクセル数は任意です。
引数はそれぞれ、
  • 「画像ベースURL/[subdir]/[name].jpg」で、大きいJPEG画像へのURLを指定。
  • 「画像ベースURL/[subdir]/s/[name].jpg」で、サムネイルJPEG画像へのURLを指定。
  • 「[alt]」で、画像のキャプションを指定。
というかたちになります。
subdirにディレクトリ区切り文字"/"を含みたいときは、マクロを">"形式で記述する必要があります。"@>PICT_480>subdir1/subdir2,name,alt>"のような記述になります。
@/JPG_120p/subdir,name,alt/
"JPG_120"マクロのバリエーションで、JPEGサムネイルの横ピクセル数でなく縦ピクセル数が120pxとなります。"p"は"Portrait"の略で、縦配置の画像を意味します。
@/JPG_120x90/subdir,name,alt/
@/JPG_120x80/subdir,name,alt/
@/JPG_120x79/subdir,name,alt/
@/JPG_120x78/subdir,name,alt/
@/JPG_120x77/subdir,name,alt/
@/JPG_120x76/subdir,name,alt/
@/JPG_120x75/subdir,name,alt/
"JPG_120"マクロのバリエーションで、JPEGサムネイルの横と縦のピクセル数がそれぞれマクロ名に沿った値になります。たとえば"JPG_120x90"のときは120x90pxとなります。
@/JPG_120x90p/subdir,name,alt/
@/JPG_120x80p/subdir,name,alt/
@/JPG_120x79p/subdir,name,alt/
@/JPG_120x78p/subdir,name,alt/
@/JPG_120x77p/subdir,name,alt/
@/JPG_120x76p/subdir,name,alt/
@/JPG_120x75p/subdir,name,alt/
"JPG_120"マクロのバリエーションで、JPEGサムネイルの縦と横のピクセル数がそれぞれマクロ名に沿った値になります。たとえば"JPG_120x90p"のときは90x120pxとなります。
@/JPG_XY/subdir,name,alt,x,y/
"JPG_120"マクロのバリエーションで、JPEGサムネイルの縦横のピクセル数をx,yで都度指定します。
PNGマクロ - PNG画像・JPEGサムネイル

PNG画像・JPEGサムネイルで画像を配置するときは、"PNG"で始まるマクロを使用します。

@/PNG_120/subdir,name,alt/
横ピクセル数が120pxのJPEGサムネイルを持ったPNG画像を配置します。縦ピクセル数は任意です。
引数はそれぞれ、
  • 「画像ベースURL/[subdir]/[name].jpg」で、大きいPNG画像へのURLを指定。
  • 「画像ベースURL/[subdir]/s/[name].jpg」で、サムネイルJPEG画像へのURLを指定。
  • 「[alt]」で、画像のキャプションを指定。
というかたちになります。
subdirにディレクトリ区切り文字"/"を含みたいときは、マクロを">"形式で記述する必要があります。"@>PICT_480>subdir1/subdir2,name,alt>"のような記述になります。
@/PNG_120p/subdir,name,alt/
"PNG_120"マクロのバリエーションで、JPEGサムネイルの横ピクセル数でなく縦ピクセル数が120pxとなります。"p"は"Portrait"の略で、縦配置の画像を意味します。
@/PNG_120x90/subdir,name,alt/
@/PNG_120x80/subdir,name,alt/
@/PNG_120x79/subdir,name,alt/
@/PNG_120x78/subdir,name,alt/
@/PNG_120x77/subdir,name,alt/
@/PNG_120x76/subdir,name,alt/
@/PNG_120x75/subdir,name,alt/
"PNG_120"マクロのバリエーションで、JPEGサムネイルの横と縦のピクセル数がそれぞれマクロ名に沿った値になります。たとえば"PNG_120x90"のときは120x90pxとなります。
@/PNG_120x90p/subdir,name,alt/
@/PNG_120x80p/subdir,name,alt/
@/PNG_120x79p/subdir,name,alt/
@/PNG_120x78p/subdir,name,alt/
@/PNG_120x77p/subdir,name,alt/
@/PNG_120x76p/subdir,name,alt/
@/PNG_120x75p/subdir,name,alt/
"PNG_120"マクロのバリエーションで、JPEGサムネイルの縦と横のピクセル数がそれぞれマクロ名に沿った値になります。たとえば"PNG_120x90p"のときは90x120pxとなります。
@/PNG_XY/subdir,name,alt,x,y/
"PNG_120"マクロのバリエーションで、JPEGサムネイルの縦横のピクセル数をx,yで都度指定します。
GIFマクロ - GIF画像・JPEGサムネイル

GIF画像・JPEGサムネイルで画像を配置するときは、"GIF"で始まるマクロを使用します。

@/GIF_120/subdir,name,alt/
横ピクセル数が120pxのJPEGサムネイルを持ったGIF画像を配置します。縦ピクセル数は任意です。
引数はそれぞれ、
  • 「画像ベースURL/[subdir]/[name].jpg」で、大きいGIF画像へのURLを指定。
  • 「画像ベースURL/[subdir]/s/[name].jpg」で、サムネイルJPEG画像へのURLを指定。
  • 「[alt]」で、画像のキャプションを指定。
というかたちになります。
subdirにディレクトリ区切り文字"/"を含みたいときは、マクロを">"形式で記述する必要があります。"@>PICT_480>subdir1/subdir2,name,alt>"のような記述になります。
@/GIF_120p/subdir,name,alt/
"GIF_120"マクロのバリエーションで、JPEGサムネイルの横ピクセル数でなく縦ピクセル数が120pxとなります。"p"は"Portrait"の略で、縦配置の画像を意味します。
@/GIF_120x90/subdir,name,alt/
@/GIF_120x80/subdir,name,alt/
@/GIF_120x79/subdir,name,alt/
@/GIF_120x78/subdir,name,alt/
@/GIF_120x77/subdir,name,alt/
@/GIF_120x76/subdir,name,alt/
@/GIF_120x75/subdir,name,alt/
"GIF_120"マクロのバリエーションで、JPEGサムネイルの横と縦のピクセル数がそれぞれマクロ名に沿った値になります。たとえば"GIF_120x90"のときは120x90pxとなります。
@/GIF_120x90p/subdir,name,alt/
@/GIF_120x80p/subdir,name,alt/
@/GIF_120x79p/subdir,name,alt/
@/GIF_120x78p/subdir,name,alt/
@/GIF_120x77p/subdir,name,alt/
@/GIF_120x76p/subdir,name,alt/
@/GIF_120x75p/subdir,name,alt/
"GIF_120"マクロのバリエーションで、JPEGサムネイルの縦と横のピクセル数がそれぞれマクロ名に沿った値になります。たとえば"GIF_120x90p"のときは90x120pxとなります。
@/GIF_XY/subdir,name,alt,x,y/
"GIF_120"マクロのバリエーションで、JPEGサムネイルの縦横のピクセル数をx,yで都度指定します。
PICマクロ - JPEG画像・GIFサムネイル

JPEG画像・GIFサムネイルで画像を配置するときは、"PIC"で始まるマクロを使用します。

@/PIC_120/subdir,name,alt/
横ピクセル数が120pxのGIFサムネイルを持ったJPEG画像を配置します。縦ピクセル数は任意です。
引数はそれぞれ、
  • 「画像ベースURL/[subdir]/[name].jpg」で、大きい画像へのURLを指定。
  • 「画像ベースURL/[subdir]/s/[name].gif」で、サムネイル画像へのURLを指定。
  • 「[alt]」で、画像のキャプションを指定。
というかたちになります。
subdirにディレクトリ区切り文字"/"を含みたいときは、マクロを">"形式で記述する必要があります。"@>PICT_480>subdir1/subdir2,name,alt>"のような記述になります。
@/PIC_120p/subdir,name,alt/
"PIC_120"マクロのバリエーションで、GIFサムネイルの横ピクセル数でなく縦ピクセル数が120pxとなります。"p"は"Portrait"の略で、縦配置の画像を意味します。
@/PIC_120x90/subdir,name,alt/
@/PIC_120x80/subdir,name,alt/
@/PIC_120x79/subdir,name,alt/
@/PIC_120x78/subdir,name,alt/
@/PIC_120x77/subdir,name,alt/
@/PIC_120x76/subdir,name,alt/
@/PIC_120x75/subdir,name,alt/
"PIC_120"マクロのバリエーションで、GIFサムネイルの横と縦のピクセル数がそれぞれマクロ名に沿った値になります。たとえば"PIC_120x90"のときは120x90pxとなります。
@/PIC_120x90p/subdir,name,alt/
@/PIC_120x80p/subdir,name,alt/
@/PIC_120x79p/subdir,name,alt/
@/PIC_120x78p/subdir,name,alt/
@/PIC_120x77p/subdir,name,alt/
@/PIC_120x76p/subdir,name,alt/
@/PIC_120x75p/subdir,name,alt/
"PIC_120"マクロのバリエーションで、GIFサムネイルの縦と横のピクセル数がそれぞれマクロ名に沿った値になります。たとえば"PIC_120x90p"のときは90x120pxとなります。
@/PIC_XY/subdir,name,alt,x,y/
"PIC_120"マクロのバリエーションで、GIFサムネイルの縦横のピクセル数をx,yで都度指定します。
PICTマクロ - 任意形式画像・サムネイルなし

サムネイルなしで任意の画像を直接配置するときは、"PICT"で始まるマクロを使用します。

@/PICT_480/subdir,name,alt/
横ピクセル数が480pxの画像を配置します。縦ピクセル数は任意です。
引数はそれぞれ、
  • 「画像ベースURL/[subdir]/[name]」で、画像へのURLを指定。
  • 「[alt]」で、画像のキャプションを指定。
というかたちになります。
subdirにディレクトリ区切り文字"/"を含みたいときは、マクロを">"形式で記述する必要があります。"@>PICT_480>subdir1/subdir2,name,alt>"のような記述になります。
@/PICT_480p/subdir,name,alt/
"PICT_480"マクロのバリエーションで、横ピクセル数でなく縦ピクセル数が480pxとなります。"p"は"Portrait"の略で、縦配置の画像を意味します。
@/PICT_320/subdir,name,alt/
@/PICT_240/subdir,name,alt/
@/PICT_160/subdir,name,alt/
@/PICT_320p/subdir,name,alt/
@/PICT_240p/subdir,name,alt/
@/PICT_160p/subdir,name,alt/
"PICT_480"マクロのバリエーションで、画像の縦または横のピクセル数がそれぞれマクロ名に沿った値になります。たとえば"PICT_240"のときは横240pxとなります。
@/PICT_480x360/subdir,name,alt/
@/PICT_320x240/subdir,name,alt/
@/PICT_240x180/subdir,name,alt/
@/PICT_160x120/subdir,name,alt/
@/PICT_480x360p/subdir,name,alt/
@/PICT_320x240p/subdir,name,alt/
@/PICT_240x180p/subdir,name,alt/
@/PICT_160x120p/subdir,name,alt/
"PICT_480"マクロのバリエーションで、画像の縦および横のピクセル数がそれぞれマクロ名に沿った値になります。たとえば"PICT_240x180"のときは240x180pxとなります。
@/PICT_XY/subdir,name,alt,x,y/
"PICT_480"マクロのバリエーションで、画像の縦横のピクセル数をx,yで都度指定します。
その他のマクロ

以下は、これまで解説したマクロ群に属さないマクロの一覧です。

@>URL>url,[name]> 「<A HREF="url">[name]</A>」となります。
@>IMG>url,width,height,[alt]> 「<IMG SRC="url" WIDTH="width" HEIGHT="height" ALT="[alt]">」となります。
@/GOOGLE/word1,word2,.../ Googleに"word1 word2 ..."で検索をかけるリンクを作成します。「@/GOOGLE/GORRY/」などのように使います。引数は","で区切って複数記述することができます。
@/GOO/word1,word2,.../ gooに"word1 word2 ..."で検索をかけるリンクを張ります。「@/GOO/GORRY/」などのように使います。引数は","で区切って複数記述することができます。
@/MAPFAN/[name],longitude,latitude,zoom/ MAPFANで地名"[name]"、東経"longitude"、北緯"latitude"、倍率"zoom"の地図を表示します。「@/MAPFAN/皇居, 139.45.22.1, 35.40.55.5, 7/」などのように使います。
@/MAPFAN_EKI/station/ MAPFANで"station"駅の地図を表示します。「@/MAPFAN_EKI/東京駅/」などのように使います。
@/MAPFAN_ADDR/addr MAPFANで住所"addr"の地図を表示します。「@/MAPFAN_ADDR/川崎区/」などのように使います。
@/ISBN/isbn/ ISBN番号"isbn"で本を検索できるネット書店のリストを表示します。

ユーザーマクロ

マクロとは、「ある文を、対応した短い単語(マクロ名)で呼び出して差し込む」仕組みのことです。特定のタグの組み合わせなどを、簡潔に記述することができます。

「ユーザーマクロ」とは、ユーザーが自由に作成できるマクロです。すでに組み込まれているマクロの一覧は、「システムマクロ」をご覧ください。

ユーザーマクロデータベース
ユーザーマクロデータベースとなるファイルは、「[日記マスタフォルダ]/keep/97.html」です。拡張子は"html"ですが、中身はプレーンテキストで書かれたデータベースです。システムマクロと文法は同一なので、必要であればシステムマクロから内容をコピーして、ユーザーマクロに貼り付けることもできます。
「WWW環境」で使用するときは、[Macro]ボタンを押すことで、ユーザーマクロファイルを編集することができます。
システムマクロとユーザーマクロで同じマクロ名で登録したときは、ユーザーマクロの内容が優先されます。
ユーザーマクロは、データベースファイルだけでなく、日記マスタ内でも登録することができます。日記マスタ内でのマクロ登録には、"@macro"命令を使用します。
この場合、いくつかの注意が必要です。
  • 日記マスタ内のユーザーマクロ登録は、システム・ユーザーマクロデータベースによる登録より優先(上書き)されます。
  • ユーザーマクロが正しく適用されるのは、その日の記述内で、かつ"@macro"行の後のみです。
  • その日の処理を終了しても、マクロは消去されません。システムおよびユーザーマクロデータベースと同じマクロ名で上書きした場合でも、上書きされる前の内容には戻りません。このため、上書きしてしまうと、その日以外のページ作成に上書き内容が反映されてしまうことがあります。
ユーザーマクロ文法

ユーザーマクロの文法は、システムマクロのそれと同じです。ですので、システムマクロから実際に使われているマクロを引用して、解説を行います。

# ◇ユーザーマクロデータベース
# 頭に"#"がある行は、注釈となる。
# "マクロ名" "マクロ内容"で記述する。

# Amazonアソシエイト
AS_USER gorry-22
AS <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/external-search?tag=@/AS_USER//&amp;keyword=@0e&mode=blended">@0f</A>
AST <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/external-search?tag=@/AS_USER//&amp;keyword=@0e&mode=blended">@0f</A>
ASN <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/external-search?tag=@/AS_USER//&amp;keyword=@0e&mode=blended">@0f</A>
AS2 <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/external-search?tag=@/AS_USER//&amp;keyword=@1e&mode=blended">@2a</A>

頭が"#"で始まっている行は、読み飛ばされます。従って、最初の3行は無視されます。6行目からが、データ本体です。データ本体は、1データにつき2つの項目をスペース、またはタブで区切って記述します。

  • 最初の項目は、「マクロ名」です。データベースを検索するときに使われます。
    かなや漢字を含むほとんどの文字を使用することができますが、文法上「スペース・タブ文字」「@」「/」「<」を含むことができません。
    またアルファベットの大文字・小文字は別の文字として識別されます。"gorry"と"GORRY"は、別のマクロ名となります。
  • 2番めの項目は、「マクロ内容」です。行末までのすべての文字が、日記ページ内に貼り付けられます。
マクロ内容に、別のマクロを含むことができます。このとき、マクロ内マクロの展開は、日記マスタから日記ページへ展開されるタイミングで行われます。例えばマクロAの中でマクロBを使うとき、マクロAの登録よりマクロBの登録が後になっても構いません。
マクロ引数

「マクロ内容」の中に、引数を貼り付けるすることができます。引数は、"@"に続いて引数番号、最後に修飾文字を付けた単語となります。

引数番号は、「何番目の引数を貼り付けるか」を1以上の数値で指定します。また0を指定すると、すべての引数をスペース" "を挟んで貼り付けます。

修飾文字は、「文字列をどのように貼り付けるか」を以下の文字で指定します。

a 引数をそのまま貼り付けます。
b 引数から"-"を除いたものを貼り付けます。ISBNや電話番号を貼り付けるときに便利です。
c 引数をEUC-JP文字コードに変換し、URLエンコードしたものを貼り付けます。
d 引数をShift_JIS文字コードに変換し、URLエンコードしたものを貼り付けます。
e 引数をUTF-8文字コードに変換し、URLエンコードしたものを貼り付けます。
f
引数番号から後ろの引数をすべて連結したものを貼り付けます。たとえば、"@/hoge/param1,param2,param3,param4,param5"に対して"@3f"を記述すると、"param3param4param5"が貼り付けられます。
"@0f"は、"@1f"と同じで「すべての引数」が対象になります。
g
引数番号から後ろの引数をすべてスペース" "を挟んで連結したものを貼り付けます。たとえば、"@/hoge/param1,param2,param3,param4,param5"に対して"@3g"を記述すると、"param3 param4 param5"が貼り付けられます。
"@0g"は、"@1g"と同じで「すべての引数」が対象になります。
h
引数番号から後ろの引数をすべて","を挟んで連結したものを貼り付けます。たとえば、"@/hoge/param1,param2,param3,param4,param5"に対して"@3h"を記述すると、"param3,param4,param5"が貼り付けられます。
"@0h"は、"@1h"と同じで「すべての引数」が対象になります。

例えば「1番目の引数をそのまま貼り付ける」ときは、「@1a」と記述します。

日記マスタで使用する
実際に日記マスタの記述で使用したいときの記述方法は、システムマクロと同じです。
マクロを呼び出すときは、"@/マクロ名/引数1,引数2,……/"、または"@>マクロ名>引数1,引数2,……>"と記述します。
引数に","・"/"・">"を含みたいときは、それぞれ"¥,"・"¥/"・"¥>"と記述することができます。