6.14.3. RPN・NRPNの別名命令について


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音源に送るデータのうち、RPN・NRPNに使用するものをマクロ化したものです。

これらは、“SMFSTD.SMI”ファイルを挿入する(“#INCLUDE <SMFSTD.SMI>”)ことでマクロが定義され、使用できるようになります。

${RPN-PITCH-BEND-SENSITIVITY:}
${BENDER-RANGE:}
ピッチベンド・センシティビティ(RPN$00,$00)を送信します。
${RPN-MASTER-FINE-TUNING:}
${FINE-TUNING:}
ファイン・チューニング(RPN$00,$01)を送信します。
${RPN-MASTER-COARSE-TUNING:}
${COARSE-TUNING:}
コース・チューニング(RPN$00,$02)を送信します。
${RPN-RESET:}
${NRPN-RESET:}
RPNリセット・NRPNリセット(RPN$7F,$7F)を送信します。

${RPN-PITCH-BEND-SENSITIVITY:}
${BENDER-RANGE:}

書式 ${RPN-PITCH-BEND-SENSITIVITY:mm}
${BENDER-RANGE:mm}
解説

ピッチベンド・センシティビティ(RPN$00,$00、ベンダー・レンジともいう)を送信します。

mm}は、0〜127を指定します。

参照 @B
@N
${PITCH-BEND:}
SB

${RPN-MASTER-FINE-TUNING:}
${FINE-TUNING:}

書式 ${RPN-MASTER-FINE-TUNING:mm,ll}
${FINE-TUNING:mm,ll}
解説

ファイン・チューニング(RPN$00,$01)を送信します。

mm}は、チューニング値のMSBです。0〜127を指定します。

ll}は、チューニング値のLSBです。0〜127を指定します。

mm,ll}=$40,$00が中心となっています。

参照

${RPN-MASTER-COARSE-TUNING:}
${COARSE-TUNING:}

書式 ${RPN-MASTER-COARSE-TUNING:mm}
${COARSE-TUNING:mm}
解説

コース・チューニング(RPN$00,$02)を送信します。

mm}は、0〜127を指定します。64が中心となっています。

参照

${RPN-RESET:}
${NRPN-RESET:}

書式 ${RPN-RESET:} ${NRPN-RESET:}
解説

RPNリセット・NRPNリセット(RPN$7F,$7F)を送信します。

RPN・NRPNの番号が指定されていない状態にします。

参照


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